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【要約&書評】一生使える投資脳のつくり方

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今回は、エミン・ユルマズさん著の『一生使える投資脳のつくり方』を紹介していきます。

皆さんには、これから投資を始めたいけど、何から勉強したらいいか分からない、どうやって銘柄を選べば良いか分からないという悩みはないでしょうか?

本書はそういった方に役立つ1冊です。

本書は、エコノミスト、グローバルストラテジストとして活躍されているエミンさんによって、投資初心者が投資でお金を増やしたいなら知っておくべきことが解説されています。

この記事では、その本書の中から10倍株の探し方、また10倍株に共通している条件、株価が下がった時の対処法について紹介していきます。

一生使える投資脳のつくり方の要約

 

10倍株はストーリーで探せ!

投資について書かれた本を読んだことがある方なら、テンバガーという言葉を聞いたことがあるかもしれまえん。

テンバガーとは、ものすごく株価が急騰した株や10倍になった株のことをさしています。

当然ですが、テンバガーはなかなか見つけられるものではありません。

みんなが簡単に見つけられるなら、全員がお金持ちになっています。

そして、投資のプロでさえも、テンバガーはなかなか見つけられません。

しかし、これまで10倍株に成長してきた企業を見ると、ファーストリテイリング(ユニクロ)、ニトリ、ワークマンといった身近な企業が多いのです。

テンバガーの中には、実際に店舗を構えていて、我々が商品やサービスを体験できる飲食や小売業界が多くあるのです。

株式投資というと難しいイメージがあるかもしれません。

しかし、株価は、製品やサービスの質がよく、売れていれば上がり、製品やサービスが売れていなければ下がるという、とてもシンプルなものです。

だからこそ、あなたが実際に体験してみて、良いと思ったものや、応援したいと思った製品やサービスを考えてみることが大切なのです。

その上で、その企業の今後の成長ストーリーを考えてみましょう。

本書では、株式投資で一番大切なのはストーリーであると書かれています。

伸びそうな株を見つけたとしても、どれだけ売り上げが伸びるのか、またどんなリスクがあるのかを考えておかなければ、少し株価が下がっただけで手放してしまいます。

自分の中でしっかりとストーリーを描くことができていれば、10倍に成長するまで持ち続けることができます。

さらに、ストーリーがあることで、売るべきタイミングもわかります。

売るべきタイミングは、あなたが考えたストーリーが崩れた時です。

提供している商品やサービスの質が落ちた、方針がまるっきり変わってしまい、あなたの好きなサービスではなくなってしまったなど、ストーリーが変わってしまう出来事はたくさんあります。

その変化が起きた時に、新しく株価が伸びるストーリーを思い描けないのであれば、株を手放すタイミングです。

このように、テンバガーを見つけるためには、まず身近な商品やサービスに目を向けてみること、そして良いものが見つかった時は、今後10倍株になるまでのストーリーを考えることが大切です。

 

10倍株に共通する4つの条件とは?

著者が実際に10倍株を分析した結果、大きく4つの条件があったと本書では書かれています。

 

①過去4年間の売上成長率が20%以上

②営業利益率が10%以上

③上場から5年以内

④オーナー企業、または社長が筆頭株主である

 

それぞれの条件について紹介していきます。

まず①過去4年間の売上成長率が20%以上です。

企業の成長には、売上高の成長が欠かせません。

売上高が伸びているということは、その会社が競合よりもマーケットシェアを獲得している、市場が伸びているといったことが考えられます。

また、毎年20%で成長していけば、約4年で倍になるスピードです。

2つ目の条件が②営業利益率が10%以上です。

営業利益とは、売上から原価や人件費などを引いて残った儲けです。

そして、営業利益率とは儲けを売上で割ったものです。

この営業利益率は、企業の儲ける力であり、10%以上が望ましい数値になります。

3つ目の条件が、③上場から5年以内です。

企業が最も成長できる時期は、上場直後です。

上場で集めた資金を、成長分野に投資できるからです。

本書では、時価総額1000億円以下がひとつの目安であると書かれています。

あまりに時価総額が大きすぎると、成長する余地がなくなってしまいます。

そして最後の条件が、④オーナー企業、または社長が筆頭株主であるです。

オーナー企業、または社長が筆頭株主であることで、大胆な経営判断ができます。

また、企業の成長が自らの資産に直結するため、会社のために働く意欲も高くなります。

ここまで10倍株に共通している4つの条件を紹介してきましたが、全ての条件を厳密にクリアする必要はないと本書では書かれています。

全てクリアしていることが理想ではありますが、ひとつの条件だけ少し到達していないという程度でしたらOKです。

また、全ての条件をクリアしていたとしても、必ず株価が上がり、10倍株になるわけではありません。

そのため、先ほど紹介した今後10倍株になるまでのストーリーを考えることが最も大切なことであり、この4つの条件はストーリーを考える際に活用したり、複数ある選択肢から選ぶ際の判断基準に使っていくのが良いのではないかと思います。

 

株価が急落したらどうする?

株価は、当然下がる時もあります。

特に長期投資の場合は、急落も何度か経験することになります。

では、株価が急落したらどうすれば良いのか?

本書では、株価が急落して損失が出た時には、3つの選択肢があると書かれています。

ひとつ目が損切りです。

損切りをするタイミングは難しいため、何%下がったら売るように設定しておくのも有効名手段です。

しかし、これから成長していく企業の将来性に期待する、グロース株投資では、何も悪い情報がなくても、10%下がることもあります。

それでは、せっかく10倍株になったかもしれない株を手放してしまうことになるので、株価だけをみて、すぐに損切りをすることは避けた方がいいかもしれません。

2つ目の方法は、ナンピンです。

ナンピンとは買い増しです。

下がったところで買い増すことで平均取得単価を下げることができます。

とはいえ、買い増した後に株価が下がれば損失は大きくなります。

そのため、悪いニュースがあった時は、上昇に転じるまではナンピンは控えるべきであると本書では書かれています。

そして3つ目の方法が様子見です。

様子見といっても、何もしないという意味ではありません。

どうして株価が下がったのかを調べたり、当初描いていたストーリーに変わりはないかを考えていきます。

ストーリーに変わりがないのであれば、焦って売ることはなく、様子を見続けるか、または資金に余裕があるのであれば、買い増すという選択もすることができます。

株式投資は、いつ買っていつ売るのか、完璧なタイミングを見つけることはできません。

だからこそ、プロの投資家であっても損失を出してしまうこともあれば、初心者でも儲かったしまうことがあります。

そのため、単に株価が下がって損失が出たから売らなきゃと焦って行動するのではなく、なぜ下がったのかを考え、自分のストーリーが崩れていないかの確認をすることが大切です。

 

本書では、投資で利益を出すために大切な情報がまだまだ載っています。

日経新聞や会社四季報の読み方、アメリカの利上げや為替の変動による日本株への影響など、勉強になることがたくさん書かれています。

そのため、株式投資に興味があるという方や、株式投資をしたいけど、何を基準に銘柄を選べばいいかわからないという方は、ぜひ本書を読んでみてください!

 


 

ではでは。

 

 

 

 

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