今回は、ひろゆきさん著の『ひろゆき流ずるい問題解決の技術』を紹介していきます!
皆さんは、問題解決が得意でしょうか?
生きていると、毎日多くの問題に直面すると思います。
仕事が上手くいかない、勉強が上手く進まない、売り上げが達成できないなど、人それぞれ問題を抱えていると思います。
そこで、問題解決力が高いと、上手く生きることができます!
本書は、問題解決力を高めたいと思っている方にとってぴったりの1冊です!
ひろゆきさんというと、論破のイメージが強いですが、実は問題解決の方が得意だそうです!
特に、誰もやらない”抜け道”を見つけることで、これまで色んな問題を解決してきたそうです!
そこで本書では、”抜け道”を探すための技術が解説されています!
そのため、本書を読むことで、あなたも他の人が思いつかない問題解決の方法を考えることができます!
youtubeでは、アニメーションを使った解説動画を上げています!
よろしければ、こちらもご覧ください!
Contents
ひろゆき流ずるい問題解決の技術の要約
超重要!問題を解決する目的を考えよう!
私は大学受験の時に選択科目で日本史を選びました。
文系のほとんどの方が、選択科目で日本史か世界史を選ぶと思います。
ですが、ひろゆきさんは政治経済と倫理を選んだそうです。
ひろゆきさんが政治経済と倫理を選んだ理由は、日本史と世界史に比べて参考書が薄かったからだそうです。
参考書が薄いということは、それだけ覚えなければいけない情報が少ないということです。
そのため、日本史や世界史と比べて少ない労力で合格点まで行くことができます!
また、政治経済や倫理は選択する人が少ないため競争率も低くなります。
競争率が高くなると、その分優秀な人と競う確率が高くなるので大変です。
実際に就活でも、大企業に応募する人の中には高学歴な人がたくさんいますよね?
なので、大企業から内定をもらうことは本当に大変なことです。
ここで大切なのが、課題を解決するときに「何が目的か」を考えることです。
先ほどの受験の例だと、目的は大学に受かることです。
もしかしたら、日本史や世界史が大好きで受験を通して知識を深めたい!と思っていた方もいるかもしれません。
ですが、大部分の人にとっては大学に受かることが一番の目的だと思います。
目的が分かったら、できる限り簡単なルートを考えることができます。
そのため、より短い時間で、より楽に課題を解決することができます!
ぜひ皆さんも、課題を解決するときは、「何が目的か」を考えて、政治経済・倫理を探してみて下さい!
みんなにとって最適解なんてものはない!
解決策を探すときに頭に入れておかなければいけないことは、「皆にとって最適解なんてものはない!」ということです。
誰かにとって得なことは、誰かにとって損になります。
そこで大切なのが、「誰にメリットがあるのがいいのか」を考えることです!
特に仕事においては、決定権を持っている人を考えることがおすすめです!
あなたがいくら良い案を出したとしても、決定権を持っている人に却下されてしまっては意味がありません。
そのため、決定権を持っている人にとってメリットのある解決策を考えることが大切です。
決定権を持っている人にとってメリットのある解決策は、もしかしたら他の人にとっては良いものではないかもしれません。
ですが、そこは割り切る必要があります。
例え他の人から不満を持たれたとしても、決定権を持っている人に受け入れてもらえる案でなければ、先に進むことはできないのです。
割り切るためには、他人の感情やモラルを考慮しないことが大切です。
感情やモラルは常に一定ではなく、時間が経てば変わる不確定要素です。
例えば、あなたが提案した案に、他の人が不満を持っていたとしても、それで問題が解決して会社の売り上げが上がれば、不満を持っていた人の感情も変わりはずです。
不満を持っていた人も給料が上がって、最終的にはあなたに感謝をしてくれるかもしれません。
そのため、他人の感情やモラルを考えずに、「決定者にとってメリットがある」ものを考えることが大切なんです!
人に任せろ!
皆さんは、問題が発生したときに、自分で抱え込むでしょうか?
それとも、他の人に任せるでしょうか?
私は、どちらかというと自分で抱え込んでしまうタイプです(笑)
ですが、自分1人で頼らず、他の人に任せることができる方が優秀であると本書では書かれています!
優秀な人ほど、自分の能力の限界を知っています。
そのため、自分の能力では解決することができないと判断すると、それに必要な能力を持っている人に頼ります。
結果的に自分で抱えるよりも問題が早く解決します。
あなたは何もしなくても成果を挙げることができます!
仕事を他人に任せるとは、自分の成長につながらないじゃないか!と思われるかもしれません。
ですが、どの部分をどの人に任せようか?と考えることで、仕事を割り振るスキルを上げることができます!
仕事を割り振るスキルは、管理職にとって必要なスキルです。
人に任せることによって、自分のリソースをなるべく使わず問題解決ができる上に、管理職に必要なスキルも伸ばすことができるのです!
人に任せることは、決して悪いことではありません!
むしろ、それで問題が早く解決するなら、積極的にやるべきです。
私も自分で抱え込んでしまうタイプなので、人に任せることを意識したいと思います!
ゴールの位置をずらせ!
問題への解決策が複数あるように、ゴールも複数あります。
ひろゆきさんが、就職先がなかなか決まらない、メンタルが病んでいる人から、就職するならA社とB社のどちらがいいかと聞かれたら、生活保護を受けることを勧めるそうです!
確かに相談者の求めている答えは、どちらが良い就職先かです。
ですが、長期的に考えると、生活保護をもらって、しっかりと休み、メンタルを治す方が結果的には解決につながります。
例えA社が本当に良い会社であったとしても、メンタルが病んでる状態では、良い結果は得られません。
根本的な問題を解決するためにも、時にはゴールをずらすことが効果的なのです!
必ずしも1つのゴールに縛られるのではなく、ゴールをずらすことで解決することができないかを考えることが大切です!
どんな問題であれ、あなたが解決と思えば解決
本書の「おわりに」では、「どんな問題でも、あなたが解決と思えば解決」だと書かれています。
個人的には、これが一番ずるいなと思いました(笑)
極論を言ってしまえば、普通に考えて問題が解決していなくても、自分が問題を解決したと思えば解決になってしまうのです。
ですが、ストレスフルな現代を生き抜くためには、この「どんな問題でも、あなたが解決と思えば解決」が本当に大切だなと思いました!
「どんな問題でも、あなたが解決と思えば解決」とは、「考え方次第」だということです。
例え、あなたが就活に失敗して志望した企業に行けなかったとしても、入った先で親友が作れたとしたら、あなたにとって志望した企業に行けなかったという問題は解決しています。
人生は思い通りにいかないことがたくさんあります。
その時に大切なのが、自分がその事実をどう受け止めるかです。
壁にぶち当たったときに、ただつらいと思うのか、「大変だったけど自分の成長につながった」と考えられる方が、次につながります。
これから、多くの問題にあたることがあると思います。
ぜひその時に、「どうすれば、自分が解決だと思えるか」を考えてみて下さい!
ひろゆき流ずるい問題解決の技術を読んだ感想
ひろゆきさんの本を読んでいると、自分がいかに固定観念に縛られているのか、大衆心理に影響を受けているのかを痛感します(笑)
成功したいなら、多くの人と同じことをやっていはダメです。
他の人が考え付かないことや、普通ならやらないことをやらなければ、成功することができません。
そこで大切なのが、視野を広げることだと思います。
本書は、ひろゆきさんの他の著書と同じように、あなたの視野を広げてくれる1冊だと思います。
そして視野が広がるからこそ、これまで考え付かなかった問題解決を考えることができるようになると思います。
問題解決力を高めて、もっと人生をうまく生きたい!という方は、ぜひ本書『ひろゆき流ずるい問題解決の技術』を読んでみて下さい!
ではでは。