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要約&書評

【要約&書評】超トーク力 心を操る話し方の科学~話すな、聞け!!~

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人とのコミュニケーションが苦手。

特に、初対面の人とのコミュニケーションが苦手。

 

このような悩みを持っている方は、多くいらっしゃると思います。

実際に、マイナビが行った、男女500人を対象にしたアンケート調査では、72.4%の人がコミュニケーションに苦手意識を持っていることが分かっています。

また、JTBが行った2060人を対象にした調査でも、58%がコミュニケーションが苦手と回答しています。

しかし、コミュニケーションは避けては通れないものです。

避けられないからこそ、どうにかしなくてはいけません。

ではどうすれば、コミュニケーション力を上げることが出来るのか?

今回紹介する、DaiGoさん著の『超トーク力』がその答えを教えてくれます!

 

Youtubeではアニメーションを使った解説動画をあげています!

よろしければ、こちらもご覧ください!!

『超トーク力』の要約

雑談こそ最強!

会社の人との雑談が苦手だと感じている方は、多くいらっしゃいます。

仲の良い同僚とは気軽に話せますが、上司やあまり親密度が高くない人との雑談は気まずいと感じないでしょうか?

しかし、雑談が上手くできる良いことばかりなんです!

雑談は、相手との親密度を高めるきっかけになります!

しかも、雑談が仕事に大きなメリットをもたらしてくれることが研究からも分かっています!

この研究は、カナダのウィンザー大学が行ったものです。

この研究では、オフィスにあるウォーターサーバーに水を飲みに行ったとき、雑談をする人としない人が、社内でどのような評価を得ているかを比較したものです。

その結果、雑談をする人の方が、職場での好感度は高く、その人の能力に対する評価も高くなる傾向があることが分かりました。

また、重要なプロジェクトのメンバーに採用される確率も上がり、困っているときに周りから助けを得られやすいことも分かりました。

雑談がもたらしてくれるメリットは、仕事だけではありません!

あなたの幸福度も上げてくれます!

アメリカの世論調査機関であるギャラップ社が500万人を対象に「友達が個人に与える幸福度」に関する調査を行いました。

この調査の結果、職場に仲の良い人が3人いるだけで、人生の幸福度が96%も上がり、自分の給料への満足度が200%も高まることが分かりました。

職場で仲の良い人を作るためには、雑談が役に立ちます。

このように、雑談を行うことで、仕事も人生も円滑に進められるようになります!

 

これから、相手との親密度を上げるための雑談の方法について、本書をもとに紹介していきます!

 

話すな、聞け!!

雑談というと、「自分が面白い話をしなきゃ」と感じてしまうかもしれません。

実は、良い雑談をするためには、あなたが面白い話をする必要はありません!

むしろ、良い話し手ではなく、良い聞き手になることが大切です!

まず前提として、雑談の内容はほとんど意味がありません!笑

皆さんは、最近した雑談の内容を覚えていますか?

おそらく、ほとんどの人は覚えていないと思います。

雑談において重要なのは、話の中身ではなく、「話していて良い気分になった」といった良い印象を与えることです!

相手に「話していて良い気分になった」と思わせるためには、あなたが一方的に話していてはだめです。

相手にたくさん自分のことを話してもらうことで、相手はあなたに好印象を持ちます。

人は自分の話をするときに、快楽ホルモンであるドーパミンの放出と関連する脳の部位が活発化するという結果が出たという実験が、ハーバード大学の研究でも分かっています。

 

これから、相手の話を引きだす雑談テクニックについて紹介していきます!

 

トゥー・クエッチョン・テクニック

そのためのテクニックが、「トゥー・クエッション・テクニック」です!

やり方は簡単で、次の2つの質問をするだけです!

 

①最近の出来事について尋ねる(ポジティブなものでも、ネガティブなものでもかまいません。)

②その出来事によって、どんな感情になったかを尋ねる

『超トーク力』より

 

行動経済学で有名はダニエル・カーネマン氏が行った実験によると、この2つの質問をするだけで、相手の幸福度が上がり、聞き手への親近感が増すことが分かっています!

この2つの質問をすると、相手は感情をこめて自分のエピソードを話します。

感情がこもった自分のエピソードを聞いてもらうと、脳が興奮します。

話を聞いてもらった時の脳の興奮度は、美味しいものを食べているとき、お金をもらったときと同じくらいだということが、ハーバード大学の研究から分かっています。

そのため、相手の感情を引き出す質問をして、相手に気持ちよく話してもらうことで、あなたへの好感度を上げることが出来ます!

 

会話スターター

先ほど紹介した「トゥー・クエッション・テクニック」は手軽に使えて、効果もバツグンです。

しかし、どうやって話を切り出せばいいのか?戸惑うこともある思います。

そこで効果的なのが、「会話スターター」です!

会話スターターとは、会話の冒頭に交わされる話題のことです。

研究でも、盛り上がった雑談は共通の会話スターターあることが分かっています。

「会話スターター」で会話をはじめ、良い流れになってきたところで「トゥー・クエッション・テクニック」で相手に好印象を与えることが出来ます!

効果的な会話スターターについて調べた実験があります。

この実験は、世界的な国際支援団体のメルシー・コープスが男女300人に行た実験です。

ここではランダムにペアを組んでもらい、3分間の雑談をしてもらいました。

その際に、次の7つの「会話スターター」を用意して、各ペアに1つずつつかってもらいました。

 

①調子はどうですか?

②最近、何かわくわくするような出来事はありましたか?

③ご職業は何ですか?

④今日はどうしてこちらに来られたんですか?

⑤今日、何かいいことありました?

⑥あなたが熱心に取り組んでいる活動は何ですか?

⑦あなたのことを聞かせてくれませんか?

『超トーク力』より

 

その結果、一番、雑談が盛り上がった会話スターターは、⑤今日、何かいいことありました?でした!

続いて、⑥あなたが熱心に取り組んでいる活動は何ですか?が2位、②最近、何かわくわくするような出来事がありましたか?が3位という結果になりました。

これら3つの会話スターターを使うことは大切ですが、注意点があります!

それは、出来事を引き出した後に、相手の感情を引きだすことです!

何がありましたか?最近力を入れていることは何ですか?と出来事ばかり聞いていると、尋問のようになってしまいます(笑)

相手が出来事について話してくれたら、それをもとに、相手の感情を引き出す質問をしていきましょう!

 

良い聞き手になるための3原則

最後に良い聞き手になるための3原則をご紹介します!

 

①ピンポンルール 会話全体の「聞く、話す」の配分のルール

②信号機ルール あなたが連続して話していい長さに関するルール

③一時停止ルール 話したい手の話の受け止め方のルール

『超トーク力』より

 

それぞれについて詳しく紹介していきます!

 

①ピンポンルール

ピンポンルールは、会話全体の聞く、話すの配分のことです。

マーティ・ネコム博士によると、聞く・話すは6:4の割合がベストだそうです!

人は、自分が話している時間は短く感じる傾向があります。

そのため、時間配分を意識し始めたばかりの時は、8:2くらいの気持ちで取り組むことが本書でオススメされています。

 

②信号機ルール

続いて信号機ルールとは、連続して話していい長さのルールです。

マーティ・ネコム博士によると、話の長さによって、相手の受ける印象が変わるそうです。

最初の30秒は相手は集中して話を聞くことが出来ます。

しかし、次の30秒は相手の注意散漫になります。

60秒経過してしまうと、相手は話に飽きてしまい、良い印象を与えることが出来ません。

そのため、最初の30秒で言いたいことをまとめて、相手に会話のバトンを渡すことが大切です!

 

③一時停止ルール

最後に一時停止ルールは、間の作り方のルールです。

相手が話し終わった後、すぐに自分の話をするのではなく、ワンテンポだけ「間」を置くことで、相手は自分の話をちゃんと聞いてくれたという気持ちになります。

1秒間、間を置く気持ちで会話をしましょう!

 

『超トーク力』を読んだ感想

 

私も以前は、コミュニケーションに苦手意識がありました。

(今もありますが(笑))

私は社会人の方に個別で英語を教えているということもあり、自分よりも年上の方と、どうやってコミュニケーションを取ればいいのかに、かなり悩んでいました。

私は以前、『人は話し方が9割』という本を読んでから、コミュニケーションがとても楽になりました。

内容としては、本書と同じように、自分がたくさん話すのではなく、いかに相手に話をさせて良い印象を与えるかが大切と書かれていました。

本書を読んで、やはりコミュニケーションは、自分が良い話し手になることではなく、いかに良い聞き手になることが大切だということを再認識できました。

この記事では紹介していませんが、自分の話を魅力的にする方法、人前で話すときに緊張してしまう人向けに、手軽に出来るリラックスする方法など紹介されています。

個人的には、緊張をリラックスさせる方法がとても参考になり、さっそく会社の会議の前に試しました!笑

結果は、確かに普段よりも落ち着いて発言出来た実感があります!

気になる方は、ぜひ『超トーク力』を読んでみて下さい!

 

ではでは。

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