寝ても疲れが取れない
休日は疲れすぎて何もやる気が起きない
このような悩みを持っていないでしょうか?
平日は忙しすぎて、休日は、その疲れを取るために、ほとんど寝たきりになってしまっている人も少なくないと思います。
むしろ疲れている状態が普通だと感じているかもしれません。
しかし、あなたの疲れにはちゃんと原因があります。
それは、副腎疲労です。
実は、多くの日本人が副腎疲労に悩まされていると言われています。
そこで今回紹介する、『疲れが取れない原因は副腎が9割』が、副腎疲労を解決して、あなたの疲労を吹き飛ばすための方法を教えてくれます!
Youtubeでは、アニメーションを使った解説動画を挙げています!
よろしければ、こちらもご覧ください!!
疲れが取れない原因は副腎が9割の要約
寝ても疲れが取れないのは副腎疲労が原因
副腎は、元気の素となるコルチゾールというホルモンを分泌します。
コルチゾールは、通常、朝をピークに多く分泌され、昼にかけてなだらかに減少していきます。
そして、夜になるとコルチゾールはほとんど分泌されず、ぐっすり眠ることが出来ます。
しかし、副腎疲労を起こしてしまうと、コルチゾールが分泌されなくなってしまいます。
コルチゾールが分泌されなくなってしまうと、やる気がなくなり、疲れが慢性化してきてしまいます。
その結果、寝ても疲れが取れない状態になってしまうわけです。
さらに、朝は、なかなか起きられなくなったり、集中力が欠け、仕事でのミスが多くなります。
また、休みの日は疲れて動けず、家でダラダラ寝ているだけの状態になってしまいます。
最悪の場合、休日だけでなく平日も起きられなくなり、仕事や家事に全く手が付けられない状態になってしまいます。
副腎疲労が起こす症状は、肉体的なものだけではありません。
あなたのメンタルにもダメージを与えます。
副腎疲労によって、理由もなく、不安感や焦燥感、恐怖感にかられるようになります。
また、気持ちが落ち込みやすくなったり、怒りっぽくなってしまいます。
肉体的にも精神的にもダメージがある副腎疲労は、「休息の不足」「過剰なストレス」「忙しい生活」「バランスの取れていない食習慣」によって引き起こされると本書で書かれています。
そして、著者の20年以上の研究と臨床から、「栄養」「ミトコンドリア」「腸」「脳」の4つが、副腎疲労の予防と回復のポイントであることが分かっています!
この記事では、この4つのポイントの中から、「ミトコンドリア」と「腸」について、簡単に出来る対策とともに紹介してきます!
あなたの腸に穴が空いている!?
毎日の食事に気を遣うのは大変ですよね。
特に忙しい社会人の場合、食事はほとんど、コンビニの弁当やカップ麺、菓子パンという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そんな悪い食生活を続けていては、腸内環境が悪化してしまいます。
仕事のストレスで胃腸の消化力が落ちてしまう上に、悪い食生活によって、腸内環境が悪化して、腸内で炎症が起きてしまいます。
そして、リーキーガット症候群を引き起こします。
リーキーガット症候群とは、腸の壁に目に見えないレベルの穴が空いてる状態です。
腸の壁に穴が空くことによって、普通は吸収すべきでないものが腸壁に入ってきてしまい、血液により体内をめぐってしまいます。
そうなると、腸壁では炎症が起こります。
炎症を抑えるために、副腎ではコルチゾールを余分に分泌しなければいけなくなってしまいます。
その結果、副腎が疲労してしまうわけです。
さらに、食生活が悪いままだと、副腎がコルチゾールを余分に出したとしても、また炎症が起きてしまいます。
長い間、コルチゾールを出し続けていると、副腎も疲れ切ってしまい、コルチゾールを分泌出来なくなってしまいます。
そのため、まずは腸内環境を整える必要があるのです!
そこで、本書では次の6つの食事がオススメされています!
・日本古来の発酵食品(漬物、みそ汁、納豆など)
・水溶性食物繊維が多く含まれる食品(海藻、果物、野菜など)
・青魚(アジ、サンマ、イワシなど)
・消化酵素を含む食品(大根、パイナップルなど)
・胃酸や消化酵素を刺激する食品(レモン、大根、大葉など)
・白湯
『疲れが取れない原因は副腎が9割』より
仕事で忙しいと、なかなか自炊が出来ず、野菜が不足しがちになってしまいますよね。
そこで水溶性食物繊維は、イヌリンから摂取することがオススメです!
イヌリンは、水溶性食物繊維の一種で、若干の甘みがあります。
私は良く、ヨーグルトに砂糖代わりにかけて食べています!
イヌリンは、本書で紹介されているものではありませんが、腸の調子が良くなるので、本当にオススメです!
ミトコンドリアを活性化せよ!
私達の身体の中には、約1京個のミトコンドリアがいます。
そして、このミトコンドリアのおかげで、私達は生きていくことが出来ています。
ミトコンドリアは、ATPと呼ばれる体のエネルギーのもととなるものを作ってくれます。
副腎内にいるミトコンドリアが機能低下を引き起こすと、ATPは減少してしまいます。
ATPが減少することで、私達の身体は元気がなくなってしまいます。
また副腎内のミトコンドリアは、コレステロールがコルチゾールに代謝される過程を助けています。
さらに、ミトコンドリアが作るATPは、コレステロールを作る時にも必要とされます。
そのため、ミトコンドリアの機能が低下すると、副腎がコルチゾールを作れなくなってしまいます!
コルチゾールが作られなくなると、先ほども紹介した通り、疲労が慢性化してしまい、休んでも疲れが取れなくなってしまいます。
副腎疲労を防ぐためには、ミトコンドリアを活性化させることが大切なんです!
ミトコンドリアを活性化させるには、次の4つが本書では紹介されています。
①呼吸(10秒間に吸って吐いてを行う)
②ファスティング・断食
③リラックス (自律神経を整えることが大切j)
④運動
『疲れが取れない原因は副腎が9割』より
もちろん、全てを行うことがベストですが、忙しい社会人にとっては、ファスティングや定期的な運動を行うことは難しいと思います。
そこで一番手軽で続けやすいのが呼吸です!
10秒間で吸って吐くと書いてありますが、4秒吸って6秒吐くを目安に実践してみて下さい。
『スタンフォード式 脳と体の教科書』によると、呼吸は自律神経と大きく関わっています。
特に息を吸うときに交感神経が優位になり、吐くときに副交感神経が優位になります。
そして、多くのストレスにさらされている現代人は、呼吸が浅く、しっかりと息が吐き切れていないと言われています。
そのため、副交感神経が優位になることが少なく、常に自律神経が優位になってしまい、リラックスできなくなってしまいます。
そこで、呼吸を意識することで、ミトコンドリアも活性化出来て、自律神経も整えることが出来るので一石二鳥です!
『スタンフォード式 脳と体の教科書』は、休んでも疲れが取れないという方に、とても参考になる本です。
こちらの動画で紹介していますので、よろしければご覧ください!
疲れが取れない原因は副腎が9割を読んだ感想
毎日が忙しいと、自分の体調を気遣いことを忘れてしまいがちになりますよね。
体が疲れていると毎日の生産性がおち、余計に残業が増えてしまい、さらに体が疲れてしまいます。
この悪循環を断つためにも、その日のうちに疲れを取ることが大切なのですが、副腎疲労は1日寝れば治るというものではありません。
十分な休息はもちろんのこと、毎日の生活や食事からも副腎疲労を予防することが出来ます。
本書に書かれている方法は、栄養がメインです。
毎日、自炊をして正しい食生活にするのは、なかなか出来ることではないと思います。
そこで、足りない分はサプリメントで補うことも効果的だと思います。
私は、毎日サプリメントを飲んでいますが、以前よりも感じる疲れが少なくなりました。
副腎疲労を治すための栄養や取り方は、本書で詳しく紹介されています。
今感じている疲労感を何とかしたい、疲れを吹く飛ばして、もっと色んなことが出来るようになりたいという方は、ぜひ『疲れが取れない原因は副腎が9割』を読んでみて下さい!
ではでは。