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要約&書評

【要約&書評】人を動かす~あの人を動かせる!~

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人を動かせるようになりたい!

 

という方は、多くいらっしゃると思います。

人を動かすことが出来れば、仕事も家庭も楽になりますよね。

また、人を動かす力を持っていれば、ビジネスでも成功することが出来ます。

今回は、そんな「人を動かしたい!」という野望を持っている、あなたに読んで頂きたい本を紹介します!

それが、D・カーネギーさん著の『人を動かす』です!

 

YouTubeでは、アニメーションを使った要約動画を挙げています!

よろしければ、こちらもご覧ください!!


 

『人を動かす』の一番本質的な部分とは?

 

『人を動かす』では、人を動かす3原則・人に好かれる6原則・人を説得する12原則・人を変える9原則の合計30原則が書かれています。

私は全て読んで、30原則には共通していることが1つある!と思いました。

それは、「常に相手の立場に立って物事を考える」ということです!

この「常に相手の立場に立って物事を考える」ことを意識したうえで、30原則を読んでみて下さい。

 

 

人を動かす3原則

①批判も非難もせず、苦情も言わない

②重要感を与える

③強い欲求を起こさせる

『人を動かす』より

 

人に好かれる6原則

①誠実な関心を寄せる

②笑顔で接する

③名前覚える

④聞き手にまわる

⑤相手の関心を見抜いて話題にする

⑥心から褒める

『人を動かす』より

 

 

人を説得する12原則

①議論を避ける

②誤りを指摘しない

③誤りを認める

④穏やかに話す

⑤”イエス”と答えられる問題を選ぶ

⑥しゃべらせる

⑦思いつかせる

⑧人の身になる

⑨同情を寄せる

⑩美しい心情に呼びかける

⑪演出を考える

⑫対抗意識を刺激する

『人を動かす』より

 

人を変える9原則

①まずほめる

②遠回しに注意を与える

③自分の過ちを話す

④命令をしない

⑤顔をつぶさない

⑥わずかなことでもほめる

⑦期待をかける

⑧激励する

⑨喜んで協力させる

『人を動かす』より

 

どの原則も、自分がどうやって上手く話すか、人を動かすかというよりも、相手の立場に立って考えられたものではないでしょうか?

相手を動かしたかったら、自分がというよりも、相手が何を欲しているのか?行動を起こした結果、相手はどんな利益を受け取ることが出来るのかといった、相手視点の考え方が大切ですね。

どの原則も大切ですが、全てを紹介していると、とてつもない量になってしまいます(笑)

そのため、今回は「人を動かす3原則」を掘り下げて紹介していきます!

 

人を動かす3原則とは!?

①批判も非難もせず、苦情も言わない

当たり前ですが、自分を批判・非難してくる人の言うことを聞こうとする人はいません。

人は、間違ったことをしたとしても、自分のやったことは正しいことだと思いたい生き物です。

人の間違えをあら探しをして、叱りつけると、相手はとっさに防御態勢に入り、自分を正当化しようとします。

(実際に口には出さなくても、心の中で思っていることが多いと思います。)

本書に出てくる、シン・シン刑務所長によると、収容されている受刑者の多くは、自分が悪人だとは思っていないそうです。

工場の安全管理責任者だった、ジョージ・ジョンストンは、現場の作業員にヘルメットの着用を徹底させようとしました。

最初は、ヘルメットをかぶっていない作業員を厳しく叱りました。

叱られた作業員は、不満げにヘルメットをかぶるか、かぶったとしても目が離れたスキにヘルメットを脱いでいました。

そこで、ジョージ・ジョンストンは、厳しく叱るのではなく、別の方法を考えました。

ヘルメットをかぶっていない作業員に対して、「ヘルメットは、あまりかぶり心地が良いものではないよね。特にサイズが合っていないとたまらないよね。ところで、君のヘルメットのサイズは合っているか?」と話を切り出しました。

その後、多少ヘルメットのサイズが合っておらず、かぶり心地が悪かったとしても、大きな危険は防げるから、ヘルメットをかぶろうと伝えました。

その結果、作業員はちゃんとヘルメットをかぶるようになりました。

このように、ただ叱るだけでは、相手を動かすことが出来ません。

なぜ、そのような行動を取ったのかと、相手を理解しようとすることが大切です。

 

②重要感を与える

2つ目の原則は「重要感を与える」です。

本書にも書かれていますが、人を動かす秘訣は自ら動きたくなる気持ちを起こさせることです。

そのための方法には、相手の頭に銃を突き付けて、恐怖によって行動させることも出来ますが、望ましくありません。

ではどうすれば良いのか?

相手のほしがっているものを与えるのが唯一の方法である!と本書では書かれています。

では、人間が欲しがっているものは何か?

それが「重要感を持たせる」ことです。

人間には様々な欲がありますが、睡眠や食欲などは簡単に満たすことが出来ます。

しかし、自己の重要感という欲は簡単に満たすことが出来ません。

むしろ、ほとんど満たされることはありません。

他人から認められたいと思っていても、それが実現できていると実感できることは、ほとんどないと思います。

だからこそ、相手に重要感を持たせる、心から認めることによって、相手を動かすことが出来るのです!

実際にあった事例に、勤務態度が悪かった男に重要感を持たせたことによって、働きものになったというものがあります。

これは、コネティカット州ニュー・フェアフィールドのパメラ・ダナムさんという女性の話です。

用務員だった男は、わざと廊下を散らかして、他の授業員の掃除のやり方が悪いという言い散らすなど、とにかく生産性を下げる存在でした。

パメラさんはこの男にやる気を出させようと試行錯誤していたところ、この男が、たまにしっかりと仕事をすることがあることに気が付きました。

そこでパメラさんは、彼がしっかりと仕事をしたときは、他の従業員の前でほめることにしました。

すると、彼の勤務態度もよくなり、熱心に仕事をやるようになり、他の従業員からも認められるようになりました。

 

ここで大切なのは、お世辞ではなく、心から率直にほめるということです。

お世辞はすぐに見破られてしまいます。

お世辞ではなく、心から褒めるには、相手の行動をベースに褒めることが効果的だと思います。

具体的に○○が良かったと、行動をほめてもらえれば、相手は「ちゃんと自分のことを見てくれている」と感じることができるため、お世辞には受け取らないはずです!

 

③強い欲求を起こさせる

人を動かす唯一の方法は、その人の好むものを問題にし、それを手に入れる方法を教えてやることだ。

『人を動かす』より

 

人は誰でも、自分のことに一番興味があります。

だからこそ、今相手が欲しているものを取り上げ、それを達成するための方法を伝えることが必要です。

本書にはカーネギーの聴衆会に参加した人の例が挙げられています。

彼の息子は、偏食でやせ細っていました。

両親がいくら「体の立派な大人になってほしいから食べてほしい」といっても、息子の偏食は直りませんでした。

それもそのはずで、両親がかけていた言葉は、息子が何を望んでいるのかを理解したものではなかったからです。

そこで彼は、「今、息子が一番望んでいるものは何か?息子と自分の望みを一致させられる方法はないのか?」と考えました。

彼の息子は、家の路地で三輪車に乗って遊ぶことが好きでした。

しかし、近所のガキ大将が息子の三輪車を取り上げ、息子は母親のところに泣きつき、母親が三輪車を取り返すということが毎日のように行われていました。

そこで父親は、「お母さんの言う通りに何でも食べれば、ガキ大将よりも強くなれるよ」と息子に言いました。

その結果、息子の偏食はなくなり、何でも食べるようになりました。

 

これは子供の例ですが、ビジネスの場でも同じです。

相手が何を望んでいるのか?自分の望みと相手の望みを一致させる方法はないか?

という視点で考えて、伝えることで、相手を動かすことが出来ます。

ビジネスでの実例は、本書で詳しく書かれているので、気になる方はぜひ『人を動かす』を読んでみて下さい!

 

『人を動かす』を読んだ感想

 

『人を動かす』と聞くと、相手を誘導するためのテクニックや掌握術といったものが学べるのかなと思っていました(笑)

しかし、書かれている原則は「常に相手の立場に立って物事を考える」と、シンプルなものでした。

でも、「常に相手の立場に立って物事を考える」ってシンプルですが、当たり前のようには出来ないものですよね。

人は、自分のことが一番好きなので、どうしても自分に視点が向いてしまいがちです。

ということは、動かしたい相手も自分のことを考えています。

そのため、自分の視点に立って考えた指示を出しても、相手を動かすことが出来ません。

相手の視点に立って考え、言葉をかけることで、相手は自分事として話を受け取ってくれます。

その結果、行動してくれます。

本書を読んで、知識では入っているつもりでも、実践するのが難しいです(笑)

だからこそ、相手の立場に立って考えられる人は、たくさんの人を動かすことができ、ビジネスでも成功することが出来るのだと思います。

 

人を動かせるようになりたい!という方は、ぜひ本書を読んでみて下さい!

 


ではでは。

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