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要約&書評

【要約&書評】あらゆる悩みを自分で解決!因数分解思考

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今回は、深沢真太郎さんの著の『あらゆる悩みを自分で解決!因数分解思考』を紹介していきます!

皆さんは、仕事やお金、人間関係など、悩みはないでしょうか?

誰しもが、何かしらの悩みを抱えながら生きていると思います。

ですが、あなたは解決策がわからず、悩みを放置してしまってはいないでしょうか?

簡単には答えが見つからないからこそ、悩んでしまいますよね?

そこで本書で書かれている因数分解思考を使うことによって、簡単に悩みの解決策を見つけることができます!

中には、「因数分解なんて覚えてないよ!」と思われる方もいると思います。

私も本書を読むまでは、バッチリ忘れてました笑

ですが、そういった方も安心してください!

この動画では、因数分解を忘れてしまったかたでも出来る様に、分かりやすく紹介していきます!

 

youtubeでは、アニメーションを使った解説動画を上げています!

よろしければ、こちらからご覧ください!!

 

因数分解思考の要約

悩みとは引き算である!

悩みとは引き算であるとは、どういうことなのか?

本書では、悩みは次の式で表すことができると書かれています!

 

悩み=(理想)ー(現実)

 

もしあなたの悩みがTOEICで800点をとることであれば、800点が理想になります。

そして、あなたの現在のスコアが500点であれば、悩みは800-500=300点になります。

この300点を0にすることが悩みを解決することであり、そのための方法が解決策になります。

このように、あなたの悩みを、まず引き算を使って具体的にすることが大切です。

なぜなら、悩みによって解決策が違うからです。

TOEICで100点を上げようとしている人と、300点を上げようとしている人では、勉強に使う参考書や、1日あたりの勉強時間も変わってきます。

300点を上げようとしているのに、100点を上げるための勉強法をしていては、一向に悩みを解決することができませんよね?

あなたの悩みに対して、適切なアプローチをするためにも、あなたの悩みを引き算で計算して、明確にすることが大切なんです!

では、悩みを明確にすることができたら、続いては悩みを解決するための5ステップを紹介していきます!

 

悩みを解決する5ステップ!

本書で解説されている、悩みを解決する5ステップとは、次の通りです。

 

①悩みを定義する

②悩みのメカニズムを明らかにする

③悩みを解決するために「仮の正解」を決める

④仮の正解にたどり着くために、具体的にすることを決める

⑤やる

『因数分解思考』より

 

本書では、この世の中で行われている悩みの解決法は、全てこの順序で行われていると書かれています。

まず悩みの定義は、先ほど紹介した、(悩み)=(理想)ー(現実)で明らかにすることができます。

もちろん、中にはTOEICのスコアのように、簡単には数値化できない悩みもあると思います。

そういった時は、言葉だけでも良いので、式を作ってみましょう。

例えば、あなたの悩みが、人前で話すと緊張してしまうことだとします。

私は、緊張という悩みから、次の式を考えました。

緊張=自信ー不安

人前で話す自信よりも不安がまさってしまうから、緊張してしまうと思います。

ですが、これだけでは、自信をつければいいことがわかるものの、具体的に何をすればいいのかがわかりづらいです。

そこで、具体的な解決策を考えるために大切なステップが②悩みのメカニズムを明らかにするです。

悩みのメカニズムがわかれば、どこを直せば理想になるのかといった、仮の正解と具体的な解決策が見えてきます。

そのため、この②の悩みのメカニズムを明らかにすることが、悩みを解決する上では、一番大切なステップになります。

そして、このステップが5つのステップの中で一番大切なステップであり、そこで使うのが因数分解です!

続いて、このステップ②で使用する、因数分解思考について紹介していきます。

 

因数分解思考とは?

因数分解思考は、次の3ステップで進んでいきます。

 

①構成する要素を明らかにする

②要素を関連づける

③構成する要素を「→」で関連づける

『因数分解思考』より

 

まず、悩みを定義する時に使った、引き算の式を構成している要素を明らかにします。

例として、先ほど私があげた、人前で緊張するという悩みを使って考えていきます。

緊張=自信ー不安

では、この自信と不安を構成している要素とは何なのでしょうか?

私は次のように考えました!

自信→知識、練習量、話す内容の完成度

不安→人の視線、うまくいかなかったらどうしようという感情

構成する要素が明らかにできたら、次は要素を関連づけていきます。

関連づける時には、+、−、×、÷を使っていきます。

それぞれの使い分けは次の通りです。

 

+→分類

−→大小

×→分解

÷→割合

 

それを踏まえた上で、自信と不安について、次のように考えました。

自信=知識+話す内容の完成度+練習量

不安=人の視線×うまくいかなかったらどうしようという感情も

不安のところで、×を使ったのは、人の視線も、うまくいかなかったらどうしようという感情のどちらも、大きな括りでは「心配」に集約されると考えたからです。

その心配を分解すると、人の視線とうまくいかなかったらどうしようという感情に分解されると考えたため、×にしました。

そして、この自信と不安の式を、もとに悩みを定義した式に戻すと次のようになります。

人前で緊張する=(知識+話す内容の完成度+練習量)ー(人の視線×うまくいかなかったらどうしようという感情)

最後に、構成する要素を「→」で関連づけていきます。

今回の場合は、練習量が、「人の視線」と「うまくいかなかったらどうしようという感情」と関連していると考えました。

たくさん練習をして、自信をつけることができれば、人の視線も気にならなくなりますし、うまくいかなかったらどうしようという感情も減ります。

そのため、練習量を増やすことによって、自信が増すばかりか、不安も小さくすることができるため、一番効果が高いと考えることができます。

ここまでわかれば、悩みを解決する5ステップのうち、③〜⑤まで進めることができます。

仮の正解では、今回の例だと、「練習量を増やす」と考えることができます。

④の具体的な解決策では、毎日1時間練習をすると設定することができます。

そして、あとは実際に練習をやるだけです。

このように、悩みのメカニズムを因数分解思考によって明確にすることによって、簡単に悩みの解決策を考えることができるようになります。

皆さんが抱えている悩みの多くは、すぐに答えが出るようなものではないと思います。

だからこそ、因数分解思考によって、悩みを構成する要素を考え、関連づけることが大切なのだと思います。

この記事では、簡単な例を用いたため、要素の関連付けで−と÷を使いませんでした。

ですが、−と÷を使いこなせるようになれれば、もっと多くの悩みを解決することができますし、1つの悩みに対してより深く考えられるようになります。

この−と÷の使い方について知りたいという方は、ぜひ本書を読んでみてください!

 

因数分解思考を読んだ感想

 

本書で書かれている因数分解思考は、日常的な悩みだけでなく、仕事でも活用できると思います。

売り上げが上がらない、新卒の募集が来ないなど、その職場ごとに悩みを抱えていると思います。

そういった職場の悩みを因数分解思考を使って、解決策を提示することによって、悩みを解決することができ、あなたの評価が上がると思います。

また細かく要素を分解して、関連づけをしている分、解決策を提示する時に説得力のある説明ができると思います。

そのため、因数分解思考を身につけることによって、あらゆる悩みを解決することができるようになります!

今抱えている悩みを解決したい!因数分解思考を身につけたい!という方は、ぜひ本書『あらゆる悩みを自分で解決!因数分解思考』を読んでみてください!


 

ではでは。

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