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要約&書評

【要約&書評】SHARP BRAIN たった12週間で天才脳を養う方法

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仕事や勉強に集中できない

なかなか物事が覚えられない、忘れてしまう

このような経験や悩みはないでしょうか?

今回紹介する『たった12週間で天才脳を養う方法』は、そういった悩みを持った方、脳のパフォーマンスを上げたい!という方に読んで頂きたい1冊です!

本書は、エミー賞受賞、CNN医療な大活躍されている脳神経外科医の著者によって、脳を活性化させるための方法が書かれています。

私たちの脳は、年齢や環境に関わらず、障害を通じて強化することができると言われています。

そこで本書では、脳を健康に保ち活性化させるための5つの柱として、①動く②発見する③リラックスする④栄養をとる⑤人とつながるが挙げられています。

この記事では、その5つの柱の中から①動く③リラックスするから④栄養をとる伸ばす3つに絞って紹介していきます!

 

youtubeではアニメーションを使った解説動画をあげています!

よろしければ、こちらからご覧ください!!


 

たった12週間で天才脳を養う方法の要約

やっぱり運動は大切

本書では、運動のメリットについて多く語られていますが、今回は次の3つに絞って紹介してきます!

 

①酸素を運ぶ血流の促進によりニューロンの成長と維持に必要な栄養素が供給される

②運動によって血液中の糖分が効果的に使われ、炎症が抑えられ、脳内の細胞の増殖と機能を高める成長因子の分泌が促される

③ストレスや不安が軽減され、睡眠や気分が改善される

『たった12週間で天才脳を養う方法』より

 

まず、運動のメリットとして挙げられるのが、血流の促進です。

座る時間が長くなってしまうと、血流が悪くなり、脳に血液が行き渡りづらくなってしまいます。

脳は血流により栄養を受け取っているため、この血流が悪くなってしまうと、栄養が不足して機能が低下してしまいます。

そのため、運動によって血流が良くなると、ちゃんと脳にも栄養が行き届き、脳が活性化されます。

また運動によって糖分を効果的に使えるようになります。

糖分をとりすぎると、私たちの脳内では炎症が起き、脳内の細胞の栄養の取り込みが低下してしまいます。

そこで運動をすることによって、糖分を効果的に使いことで脳内で炎症が起きることを防ぐことができます。

その結果、細胞はちゃんと栄養を取り入れることができるため、細胞の増殖や機能を高めることができます。

さらに、運動をすることによってストレスや不安が軽減されます。

誰だって過度なストレスがかかっている時や、不安が強い時は、頭が正常に働かないと思います。

また、ストレスや不安から寝付けが悪くなり、睡眠時間が短くなるなど、あらゆる面で脳へダメージがいってしまいます。

そのため、運度によってストレスや不安を和らげることが大切なのです。

ここまで運動が与えてくれるメリットについて紹介していきました。

では、具体的にどんな運動を、どれくらいの時間すれば良いのか?

本書では、週150分以上の運動が理想とされています。

できれば、週5日、30分以上の運動していきましょう。

また内容は、有酸素運動と筋トレ、ストレッチなどを組み合わせることが推奨されています。

有酸素運動に関しては、なんと早歩きでも効果があるそうです!

ですが中には、運動なんて継続できないよ、、、という方もいると思います。

私も以前は運動を始めては辞めてを繰り返していました笑

ですが、習慣化についての本を読み実践していく中で、なんとか運動を続けることができています。

私が運動や勉強を習慣化することができた方法については、『習慣化超大全』の動画で紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

睡眠時間が6時間を下回るとヤバい

皆さんは、毎日ちゃんと寝ているでしょうか?

おそらく中には、睡眠時間を削ってゲームをしたり、Youtubeやネットフリックスをみているという方もいると思います。

私も、6時間くらい寝れば次の日は何とかなるかと思い、夜ふかしをしてしまうことがあります。

ですが、睡眠不足によって、ブレインフォッグという現象が起きてしまいます。

ブレインフォッグとは日本語にすると脳に霧がかかった状態です。

皆さんも、頭がぼーっとして集中できなかったり、うまく覚えられなかったりした経験があると思います。

睡眠中、私たちの脳内では情報の整理が行われています。

そのため、睡眠が十分出ないと、頭の中の情報が整理されず、新しいことを覚えられなかったり、脳の機能が低下してしまいます。

実際に多くの研究で、1日の睡眠時間が6時間を下回ると日中の覚醒レベルが3分の1にまでさがってしまうと言われています。

そのため、7〜8時間は睡眠時間を確保して、睡眠の質を高めることが大切です!

そこで快眠を手に入れるために、寝る前の儀式を作りましょう!

儀式というと怪しい感じがしますが、ようは寝る前のルーティンです。

寝る前30分〜1時間くらいから、毎晩繰り返しできるルーティンを作っていきましょう。

ルーティンといっても、ゲームなど脳を興奮させてしまうものはダメです。

本を読んだり、ハーブティを飲んだり、ストレッチをするなど、あなたの脳と体をリラックスさせるルーティンを作りましょう。

寝る前のルーティンを作っておくことで、脳が寝る時間だと認識してくれるため、スムーズに眠りにつくことができます。

その結果、次の日のパフォーマンスを上げることができるのです!

本書では、快眠を手に入れるための方法が10個紹介されていますので、睡眠の質を上げたいという方はぜひチェックしてみてください!

 

SHARP食を心がけよう!

私たちは食事から栄養を補給します。

悪い栄養ばかり摂っていては、当然脳にも悪い栄養ばかりいってしまうため、機能が低下してしまいます。

そのため、脳の機能を上げたいなら、食事にも気を使うことが大切です!

そこで脳の機能を上げるために、著者が提唱しているSHARP食を実践していきましょう。

SHARP食とは、次の5つのキーワードの頭文字をとったものです。

 

1. Sulash sugar(砂糖を減らす)

2. Hydrate(水分補給)

3. Add(オメガ3脂肪酸の摂取を増やす)

4. Reduce(食事の量を減らす)

5. Plan (計画を立ててジャンクフードの摂取を減らす)

『たった12週間で天才脳を養う方法』より

 

先ほども紹介した通り、糖分の摂りすぎは脳にも毒になります。

そこで砂糖の量を減らしていきましょう。

そして、脳に良いと言われている、新鮮な野菜、果実のベリー類、魚、エキストラバージンオイルなどの健康的な油、ナッツ類などを中心に食べていきましょう。

魚やナッツ類には、認識機能の向上に役立つと言われているオメガ3脂肪酸が含まれています。

他にもアマニ油やオリーブオイルにも含まれているため、普段使う油をこういった健康的な油に変えることも効果的です。

また脳の約73%は水分で出来ており、たった2%程度の脱水により記憶力や注意力などの認知機能が低下すると言われています。

そのため、こまめな水分補給をしていきましょう!

このように、脳の機能をアップさせるためには、コンビニ弁当やジャンクフードではなく、栄養を考えて食事をとることが大切です。

ですが仕事をしていると、自炊するのは大変だと思います。

そのため、最初から全部自炊するぞ!と無理をするのではなく、普段使っている油を変えたり、おやつをスナック菓子からナッツ類に変えたりと、簡単にできるところから始めるのがオススメです!

ここまで天才脳を作るために大切な要素について詳しく紹介してきました。

本書のタイトルにもあるように、本書では天才脳を作るための12週間プログラムについて書かれています。

ですが、この12週間プログラムは、ガッチリと毎日の行動がスケジュールされているわけではありません。

脳を健康に保つ5つの柱の中から、あなたが取り入れられそうな習慣を徐々に取り入れていきます。

そのため、あなたの好みに合わせてアレンジすることができます。

もちろん、本書では著者の考えた12週間の流れも解説されています。

またこの記事では紹介できなかった柱、発見する、人とつながるについても詳しく解説されているので、脳の機能を高めて日々のパフォーマンスを高めたい!という方はぜひ本書を読んでみてください!

 

たった12週間で天才脳を養う方法を読んだ感想

 

12週間で天才脳を養うというと、何か特別なことをしなければいけないと思っていたのですが、本書に書かれていることは、特別なことというよりも、いかに日々の生活を健康的に生きるかについてでした。

やはり、脳も体の1部である以上、まずは健康という土台を作る必要がありますね!

最近、私も生活リズムが崩れたり、健康的ではない行動をとってしまうことが増えてきてしまったので、本書を参考にしたいと思います!

毎日集中できない自分から抜け出したい!脳の認知機能を高めたい!という方は、ぜひ本書『たった12週間で天才脳を養う方法』を読んでみてください!


ではでは。

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