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健康 要約&書評

【要約&書評】1日3食をやめなさい!老化と万病を招く「食べ過ぎ」

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皆さんは、ちゃんと1日3食を食べているでしょうか?

多くの方が、小さいころからの習慣として、1日3食を食べていると思います。

しかし、実はこの1日3食があなたの老化を招き、生活習慣病やガンなどの病気にかかりやすくしているんです!

日本人は寿命が長いと言われていますが、このまま1日3食を続けていると、あなたは長生き出来ないかもしれません。

また長生きできたとしても、病院通い、薬漬けの老後生活になってしまうかもしれません。

そこで今回紹介する、『1日3食をやめなさい!老化と万病を招く「食べ過ぎ」』が、1日3食がダメな理由と対処法を教えてくれます!

 

Youtubeでは、アニメーションを使った解説動画をあげています!

よろしければ、こちらもご覧ください!!

 


 

1日3食をやめなさい!の要約

なぜ1日3食食べてはいけないのか?

1日3食を辞めるべき理由について、本書では詳しく書いてあります。

その中でも、私が特に大切だと思ったものは、次の4点です!

 

①食べ過ぎが老化・病気を招く!

②日本人はカロリーオーバーな上に栄養失調

③糖質が多い食事はインスリンスパイクが起こる!

④現代の食べ物は毒だらけ!

 

それぞれについて、本書をもとに詳しくみていきましょう!

 

①食べ過ぎが老化・病気を招く!

「たくさん食べることはいいことだ」

このように言われて育ってきた方もいると思います。

私もおじいちゃんから、「たくさん食べないと健康になれないぞ」と言われていました(笑)

しかし、この「たくさん食べること」が、老化を招き、様々な病気を引き起こしてしまうのです!

その理由は、食べ過ぎてしまうことで、胃腸や肝臓などの内臓が働きっぱなしになってしまうからです。

内臓が働きっぱなしになってしまうと、内臓が疲労してしまいます。

内臓が疲労し、消耗してしまうと老化してしまいます。

また、食べることで、活性酸素が体の中で作られてしまいます。

活性酸素は、細胞を傷つけることで老化を招くと言われています。

息をするだけでも活性酸素は生まれてしまいますが、私達の体には活性酸素を排除する機能があるため、基本、問題ありません。

しかし、食べ過ぎで活性酸素が出すぎてしまうと、体の処理が追い付かずに、どんどん体にたまってしまいます。

その結果、様々な病気を招いてしまいます。

そもそも人間を含めた生物は、飢餓を前提に作られています。

生き物は、外から栄養を摂取することで生きています。

当然ですが、そのためには食べ物を調達しなければいけません。

しかし、獲物が捕まえられなかったり、草が見つからなかったりして、食べ物を調達出来ないこともあります。

そこで体には、飢餓に対する機能が備わっています!

私達の体は、食べるたびに、筋肉や脂肪にエネルギーを蓄えています。

そのため、飢餓の状態になっても、蓄えられたエネルギーを使って生命維持することが出来ます。

これは、体に無理させているのではなく、ごく自然は生理反応です。

むしろ、この飢餓に対する機能を活用しないまま、ひたすら食べていると、太ってしまったり、消化・吸収のための体に負担をかけてしまいます。

逆に食べ過ぎないことで、糖尿病や脳卒中、心臓病などの生活習慣病、アレルギー、ガンを防ぐことが出来ます!

 

②日本人はカロリーオーバーな上に栄養失調

中には、1日3食食べているけど、食べ過ぎることはない!という方もいるかもしれません。

しかし、今の日本では、普通に食べているだけでもカロリーオーバーになってしまうのです!

さらに悪いことに、栄養が足りていないのです!

皆さんは、食事をジャンクフードやコンビニの弁当で済ませてしまっていないでしょうか?

また、白米やラーメンなど、炭水化物ばかり摂ってしまう、おやつにはスナック菓子や甘いものをついつい食べてしまうという方もいると思います。

こういった食事は、カロリー・糖分が高いのに、栄養はほとんどない食事です。

健康を意識して、野菜を多めにとっている方もいると思います。

そんな方には、悲報ですが、農薬や大気汚染、土壌汚染により、野菜の栄養価が低下していると言われています。

実際に、文部科学庁によると、野菜のビタミン含有量は30年前と比べて、20~50%も落ちているそうです!

そのため、今の日本では満足に栄養を取ることが難しくなってしまっています!

栄養が足りないと、私達はもっと食べたくなってしまいます。

脳が「栄養が足りないからもっと食べろ!」と指令を出すからです。

さらに脳は、糖質が大好きです。

そのため、炭水化物や甘いスイーツなど、糖質が多く含まれているものに、つい手が伸びてしまいます。

先ほどもお伝えした通り、そういった食事は糖質やカロリーが高いわりに栄養がほとんどありません。

食べることで一時は満たされたとしても、またすぐに脳が食べ物を欲するようになってしまいます。

このように、悪循環に陥ってしまうことで、気づかぬうちに食べ過ぎてしまいます。

その上、糖質は、感染症やガン、動脈硬化、脳梗塞、糖尿病、アレルギーなど、様々な病気を引き起こします。

そのため、健康に長生きをしたいなら、1日3食をやめて、糖質のとりすぎもやめることが大切です!

 

③糖質が多い食事はインスリンスパイクが起こる!

先ほど、糖質は様々な病気を引き起こすと紹介しました。

しかし、糖質にも「とっていい糖質」と「とってはいけない糖質」があります。

とっていい糖質とは、間接糖と呼ばれるもので、食べ物の中に様々な栄養素と一緒に含まれる「自然な形の糖」です。

一方、とってはいけない糖とは、食べ物を精製して作られた糖のカタマリである「直接糖」です。

直接糖には、砂糖や、白米や白い小麦などの白い炭水化物、はちみつやメープルシロップなどが含まれます。

このような直接糖を取ると、血糖値が急激に上がります。

血糖値が上がると、下げるための膵臓でインスリンが作られます。

そうすると、急激に上がった血糖値が、今度は急激に下がるという、血糖値の乱高下が起こってしまいます。

血糖値が急激に下がってしまうと、低血糖になってしまい、ますます糖を求めるようになってしまいます。

そこで、また糖質の高いものを食べてしまうと、血糖値の乱高下が再び起きてしまいます。

この血糖値の乱高下はインスリンスパイクと呼ばれていますが、これが起こることでによって、体はインスリンへの抵抗力を持つようになってしまいます。

体が抵抗力を持ってしまうと、インスリンが分泌されても血糖値が下がらなくなってしまいます。

その結果、糖尿病にかかってしまうわけです。

また、糖尿病だけでなく、血糖値の乱高下が起きることで、他の臓器で分泌されるホルモンの働きまでおかしくしてしまいます。

そのため、直接糖を取りすぎてしまうと、様々な病気にかかりやすくなってしまいます。

もちろん、直接糖の摂取を意識的に減らすことも大切ですが、食事の回数を減らすことによって、インスリンスパイクが起こる回数も減らすことが出来ます。

やはり、1日3食はやめるべきなんです!

 

④現代の食べ物は毒だらけ!

現代の食べ物には、多くの食品添加物が含まれています。

また、野菜は農薬や化学肥料まみれになっているものも多いです。

肉や魚も、早く成長するために薬漬けにされたり、不自然なエサで育てられたものもあります。

そういった食べ物を食べすぎてしまうと、体のたくさんの毒が入ってきてしまいます。

そこで、食事の回数、量を減らすことで、体に入る毒の量を減らす必要があります。

また、小食になると長生きするという実験結果もあります。

これは、ウィスコンシン大学の研究チームが行った、アカゲザルを使った実験ですが、カロリー制限されたサルは、ガンや心臓病、糖尿病の発症率が下がり、長生きしたという結果が出ました。

また、単に長生きしただけでなく、肌にハリやツヤがあり、性機能も衰えにくかったそうです。

そのため、小食には、長生きだけでなく、アンチエイジングや性機能維持の効果もあると言われています!

 

ここまで、1日3食が及ぼす害について紹介してきました。

私もこれらの害を知ってから、朝食を抜いて1日2食にしています。

これから食事の回数を減らそうとしている方には、私と同じように朝食を抜くことがオススメです!

なぜ朝食を抜くことが良いのかについて、続いて紹介していきます。

 

まずは朝食を抜こう!

学校でも、朝食を食べましょうと習った方は多いと思います。

朝食を食べないと、エネルギー不足になってしまい集中できないと、私は親からも学校からも習いました。

しかし、実際は朝食は取るべきではないのです!

理由は、体が朝一番に食べ物を受け入れるように出来ていないからです。

寝起きにいきなり、「フルマラソンを走れ!」と言われても無理な話ですよね?

朝一番にご飯を食べることは、胃腸に寝起きフルマラソンをさせているようなものなんです。

また、私達の体は、空腹を感じたときに、もっとも活動するのに適した状態になります。

食べ物が体に入ると、消化と吸収が始まります。

食べ物が分解されてブドウ糖になり、脂肪や筋肉に蓄えられます。

このプロセスには、4~6時間かかりますが、終わったころに空腹感が生じます。

そのため、空腹感は、「ご飯を食べるサイン」ではなく、「エネルギーの補充が完了した」というサインなんです!

とはいえ、朝食を抜くことは、最初はかなりキツイと思います。

私も初めて1週間で、空腹に耐えられず、つい朝ご飯を食べてしまった時がありました。

私のように、朝にお腹が空いてしまうという方や頭がぼーっとしてしまう方は、前日の夜に糖質を多く摂りすぎてしまっている可能性があります。

夜に糖質の高いものを食べてしまうと、先ほども紹介した血糖値の乱高下が起きてしまいます。

夜に血糖値の乱高下が起こると、翌朝には低血糖状態になってしまいます。

低血糖になってしまうと、脳が糖分を欲しがるようになってしまうため、空腹を感じるようになってしまいます。

そのため、食事を見直して、糖質を減らすことが大切です。

また、昼食と夕食でしっかりと栄養を摂ることも大切です。

栄養がしっかりと摂れていれば、体が不必要に食べ物を欲することが無くなります。

しかし、現代の食べ物は毒にまみれています。

そこで、ネットを使って無農薬野菜や、牧草だけで育てられたグラスフェッドビーフを取り寄せましょう!

また、白米を玄米に変えることもオススメです!

白米は糖質のカタマリですが、玄米はビタミン、ミネラル、食物繊維といった栄養が含まれています。

無農薬野菜やグラスフェッドビーフは、スーパーで売っている格安のモノよりはお金がかかってしまいますが、将来、大病を患って高額な医療費を払い続けることを防げると思えば、健康に投資する価値は十分あると思います。

とはいえ、私も完全に無農薬野菜やグラスフェッドビーフのみで生活出来ているわけではありません(笑)

毎食、料理をするのも大変ですし、予算的にもキツイです(笑)

そこで私は、サプリメントを使って栄養を補給しています!

サプリメントについては賛否両論あると思いますが、私は摂取してから体の調子が良くなりました。

また、栄養が補給出来ているため、朝にお腹が空くことが、あまりなくなりました!

日本のサプリメントでは、規制により成分量が少なく、あまり効果がないと言われています。

そのため私は、ナウフーズ(アメリカ)のサプリメントを使用しています!

Amazonでも購入することが出来ますので、興味のある方はチェックしてみて下さい!

 

1日3食をやめなさい!を読んだ感想

 

これからは人生100年時代だ!

このようなフレーズを聞くことが多くなりました。

もちろん、医療の発達により、長生きする人も増えました。

しかし、あなたが確実に健康で長生きできるとは限りません。

若いことから不健康な生活を送っていては、どこかでツケが回ってきます。

もしかしたら、70歳以上まで働き続けたのに、退職する前に亡くなってしまうなんてこともあるかもしれません。

もし老後を迎えられたとしても、薬漬けの毎日では楽しくありませんよね?

だからこそ、早めに健康に気を付けることが大切だと思います。

健康に長生きしたい!という方は、ぜひ『1日3食をやめなさい』を読んでみて下さい!

 

 

ではでは。

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