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【要約&書評】HELP!「人生をなんとかしたい」あなたのための現実的な提案

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今回は、オリバー・バークマン氏著の『HELP!「人生をなんとかしたい」あなたのための現実的な提案』を紹介していきます!

皆さんは、これまでに自己啓発本を読んだことはあるでしょうか?

おそらく、自分の今の人生を変えるため、人生をよりよくするために、自己啓発本を読んだことがある方は多いと思います。

では、その自己啓発本を読んで、実際にあなたの人生は変わったでしょうか?人生はよくなったでしょうか?

何冊も自己啓発本を読んだけど、人生は変わらなかったという方も多くいると思います。

本書は、そんな方にオススメの1冊です。

本書では、100冊を超える自己啓発本から、本当に効果のあるアイデアについて書かれています!

そのため、本書を読むことで、効果のない無駄なアイデアや効果が疑わしいことに惑わされなくなります。

この記事では本書のなかから、特に私が勉強になったと感じたものを厳選して紹介していきます!

 

 

 

HELP!「人生をなんとかしたい」あなたのための現実的な提案の要約

情熱の持てる仕事など探すだけ無駄だ!

心から楽しいと思えるものを探せ

情熱を持てる仕事を探しなさい

 

自己啓発本では、よくこういったことが書かれています。

実際に、情熱の持てる仕事は何かを考えたことがある方もいると思います。

では、情熱の持てる仕事は見つかったでしょうか?

情熱の持てる仕事が見つからず、「自分は幸せになれない」と感じてしまった人もいると思います。

また、情熱の持てる仕事が見つかったが、実際にやってみると「思ったよりも楽しくないな」と感じてしまい、辞めてしまったという方もいると思います。

では、情熱の持てる仕事を見つけることができる人は、ごく一部の運の良い人だけで、ほとんどの人はやりたくない仕事を続けなければいけないのでしょうか?

本書では、そもそも情熱とは見つけるものではなく、創りだすものであると書かれています。

残念ながら、情熱とは探して見つかるものではありません。

情熱は、あなたがスキルアップしたときにに得られるものです。

最初は仕事が好きでなかったとしても、だんだんと出来るようになる自分を実感できれば、自然と情熱をもって仕事に取り組めるようになります。

そのため、今情熱を持てる仕事が見つからなくても問題ありません。

今の仕事をしっかりと取り組めば、だんだんと情熱を持てるようになっていきます。

もちろん、新しいことに挑戦したい、やってみたい仕事が見つかったという場合は、転職もありだと思います。

しかし、転職したのちに「思っていたよりも面白くない」と感じて辞めてしまわないように、「情熱は自分で創り出すもの」ということを意識しておくことは大切だと思います!

 

究極のやることリストとは?

おそらく多くの人が、一度はやることリストを試したことがあると思います。

私自身も、スマホや手帳などを使って、やることリストを使っていたことがありました。

しかし、その日のうちに、やることリストを終えることができなかったり、夕方になると朝よりもやることが増えていて、やる気がなくなり、長くは続きませんでした(笑)

私と同じ経験がある方は、多くいらっしゃるはずです。

とはいえ、「やることリスト」を作ることは、その日にやるべきことを明確にすることができるため、役に立つものです。

では、どうすれば「やることリスト」を効果的に活用することができるのか?

本書では、「やることリスト」を効果的に活用するためのポイントが3つ解説されています。

 

①一つのリストを複数目的で利用しないこと

②「やることリスト」と「やりたいことリスト」

③デイリーリストは自己完結型にすること

 

まずは一つのリストを複数目的で利用しないことです。

あなたがやろうと決めたことを忘れないように、やることリストを作成しているのに、やらなければいけないことも一緒にリストに入れていては、ストレスをためる原因になってしまいます。

やることをリストを使う大きな利点は、達成感が得られるということです。

達成感は、その日に完了したタスクを横線で消すときに得られる快感です。

複数の目的を一つのリストにまとめてしまうと、書き出したタスクを全て横線で消し消えず、敗北感を味わうことになります。

そのため、その日のうちに完了できるタスクのリスト、簡単には達成できない目標のリストなど、目的別にやるべきことリストを分けるべきなのです。

続いてのポイントが、やることリストとやりたいことリストです。

やることリストを作成するときに、私たちは自分の能力を過大評価してしまう傾向があります。

自分の能力を過大評価してしまうから、本来自分が終えられない量のリストを作ってしまうのです。

そのため、やることリストは、その日のうちに必ずやり遂げる自身のあるものを選ぶことが大切です。

その日のうちには完了しない、難しいリストはマスターリストとして別に作成しておき、日々のやることリストが終わったら取り組むようにしましょう。

最後のポイントは、デイリーリストは自己完結型にすることです。

やることリストを作った後に、どんどんと仕事が増えていくこともあると思います。

しかし、そういったときに、緊急案件を除いて、やることリストに加えてはいけません。

安易にリストに加えてしまうと、朝よりも夕方の方がリストが多くなってしまい、敗北化を味わうことになってしまいます。

そのため、あなたのやることリストは、あなただけのリストにするべきです。

もし新しい仕事が来たら、やることリストではなく、マスターリストに入れておきましょう。

いくら、やることリストが効果的なツールであったとしても、あなたが毎日達成感を味わうことができなければ、継続することはできません。

毎日、やることリストに敗北感を覚ええるのではなく、達成感を味わうためにも、今回紹介した3つのポイントを意識してみて下さい!

 

最終的なゴールは意識しなくていい

自己啓発本に限らず、最終的なゴールを立て、それに向かって頑張ることが大切だということは、よく書かれていることです。

私も、最終的なゴールを意識しながら、毎日勉強をしたり練習をしたりすることは大切だと考えていました。

しかし私たちは、いかなる場面においても、最終結果をコントロールすることはできません。

いくら勉強を頑張ったからといって、第一志望の大学に合格できるわけではありません。

いくら練習を頑張ったからといって、プロサッカー選手になれるわけではありません。

残念ながら、私たちには最終的な結果をコントロールすることはできません。

では、私たちには何ができるのか?

それは、今を頑張ることです。

実際に、フロー状態に達したマラソン選手は、ゴールは全く意識しておらず、一歩一歩走ることだけに意識を集中しているそうです。

もし、ゴールのことを考えてしまっていたら、今走ることに集中することができず、フロー状態には入れません。

同じように、最終的なゴールばかりに気を取られてしまっては、今に集中することはできません。

今に集中することができなければ、思うような成果はあげられません。

そのため、最終的なゴールを意識するのではなく、今やっていることを愚直に続けていくことが、最終的なゴールへの近道になります。

 

HELP!「人生をなんとかしたい」あなたのための現実的な提案を読んだ感想

 

個人的に本を読んでいて楽しいと感じるのは、本で学んだことを実践することで、人生がよくなったり、自分のスキルがアップしたことを実感できた時だと思います。

おそらく、同じような経験がある方や、自分の人生を良くするために、本を読んでいるという方もいると思います。

しかし、すべての本があなたの人生に役立つわけではありません。

中には、言葉巧みに書いてあても、実際に中身はスッカラカンな本もあるわけです。

そのため、売れている本だからといって、何でもかんでも鵜呑みにしていては、「あんまり効果がないな」と感じてしまい、本を読むのが嫌になってしまいます。

そこで本書を読むことで、本当に効果のあるアイデアを得られることはもちろん、効果のないアイデアに惑わされなくなる力を身につけることができます。

これまで、自己啓発本を読んできたけど、人生を変えることができなかったという方や、人生を良くするための本当の効果のあるアイデアを知りたいという方は、ぜひ本書を読んでみて下さい!!

 


ではでは。

 

 

 

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