皆さんは、お金に対してどんな印象を持っているでしょうか?
中には「お金=悪」というイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれません。
お金の話はいやらしいと、何となく避ける傾向がありますよね。
しかし、私達の生活はお金と切っても切れないものです。
だからこそ、私達はもっとお金と上手く付き合っていく必要があります。
今回初回する、投資家、藤野英人さん著の『14歳の自分に伝えたい「お金の話」』が、お金の考え方について教えてくれます!
YouTubeでは、本書についてアニメーションを使った解説動画をあげています!
よろしければ、こちらもご覧ください!!
14歳の自分に伝えたい「お金の話」の要約
お金は缶詰!?
皆さんは、「お金とは?」と聞かれて答えることが出来ますか?
「お金=信用」とは、以前から多くのところで言われていることです。
一万円札になぜ一万円の価値があるかというと、皆が信用しているからです。
他の紙幣や硬貨も同様です。
「お金=信用」であるということは、本書でも書かれていますが、本書では他にも「お金=過去と未来の缶詰」であると書かれています。
お金とは、自然とどこかから湧き出てくるものではありません。
多くの人が金の生る木が欲しいと思ったことがあると思いますが、残念ながらそんなものはありません。
お金があることには、必ず理由があります。
そのお金はあなたが働いて稼いだお金かもしれません。
または、投資で儲けたお金かもしれません。
学生であれば、親からもたらったお小遣いかもしれません。
今の君が持っているお金は、君がこれまで生きてきた営みの証し。努力や環境、人間関係、全部の結果があって引き寄せたもの。
『14歳の自分に伝えたい「お金の話」』より
同じ千円でも、そこにある経緯はそれぞれ違います。
そのため、見た目は同じでも、ふたを開けると缶詰の中身はそれぞれ違います。
もちろん、お金が全てというわけではありません。
しかし、今お金があるか無いかは、過去の自分の行動が大きな原因であることは間違いないです。
過去の自分が怠けていたら、持っているお金は今よりも少なかったかもしれないですし、もっと頑張っていれば、もっとお金を持てたかもしれません。
また、お金は「過去の缶詰」であるのと同時に「未来の缶詰」でもあると本書では書かれています!
今持っているお金の使い方次第では、未来を大きく変えることが出来ます。
英語の参考書を買えば、そこから英語にハマり、将来英語を使った仕事に就くことが出来るかもしれません。
また、ロードバイクを買えば、運動する機会が増え、より痩せることが出来るかもしれません!
(2つとも私の実話です(笑)))
このように、今あるお金を使って何をするかで、未来を形作っていくことが出来ます!
未来を創るお金の使い方
自分の望む未来を創るためには、どうようにお金を使えばいいのでしょうか?
本書では次のように書かれています。
「なんとなく買う」のではなく、ちゃんと自分で決めて買う。その行動を繰り返すだけで、君が好きな未来が近づいていきます。
『14歳の自分に伝えたい「お金の話」』より
当たり前やん!と思われるかもしれませんが、皆さんは実際に出来ているでしょうか?
買い物の履歴を見ると、「何でこんなものを買ったんだ?」と思ってしまうものはないでしょうか?
お金とは?のところでも書いた通り、お金の使い方によって未来を創ることが出来ます。
それなのに、何となくでお金を使っていてはもったいないですよね?
買う前に、何でこれが欲しいのか?何であれじゃなくて、これなのか?など、少しでも意識することによって、未来をより良い方に変えることが出来ます!
本書にも書いてありますが、お金は使って終わりではありません。
お金は使うことから始まるものなのです!
皆さんは、未来を創るために、どのようにお金を使いますか?
私は、おそらく本にたくさん使うと思います。
自分の価値を高めるために、読書を通して様々な知識をつけたいと思っています。
また、Youtubeでそれを共有することによって、自分の学びが皆さんに還元されれば良いなと思っています。
本書の著者である、藤野さんは、「つながり」にお金を使っているそうです。
藤野さんは投資家であることから、本書では投資についても書かれています。
しかし、お金を使う先は必ずしも投資ではなく、それぞれが目的としているもので良いと思います。
私はしばらくは投資よりも、本にお金を使うと思います(笑)
それは、私には目的があるからです。
ぜひ、皆さんの未来を創るためのお金の使い先を見つけてみて下さい!
14歳の自分に伝えたい「お金の話」を読んだ感想
本書で一番印象に残った部分は、やっぱり「お金=過去と未来の缶詰」ですね!
決して難しいことではないのですが、読むと確かにお金は過去の自分を表しているし、だからこそ未来の自分を創るものだと納得感がありました。
本書を買うことにお金を使うことで、自分の考え方を変えることが出来たので、まさにお金が未来を創っていますね!笑
「お金=過去と未来の缶詰」という考えは、ずっと大切に持っておきたいと思います。
本書はタイトルにも書かれている通り、14歳に向けて書かれています。
しかし、社会人の方が読んでも学びが多い本だと思います。(実際に私がそうでした(笑))
日本人はお金の教育を、ほとんど受けてきていません。
だからこそ、本書のようにお金に対する考え方を読みやすく書いてくれている本は役立つと思います。
本書は、お金だけでなく、経済や労働、投資などお金にまつわることについても教えてくれます。
興味のある方は、『14歳の自分に伝えたい「お金の話」』を読んでみて下さい!
ではでは。