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要約&書評

【要約&書評】医師が唱える超食事・大革命 カーニボア・コード

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皆さんは、健康のために野菜を食べているでしょうか?

中には、健康に良いのはわかっているけど、野菜は嫌いだから食べたくないという方もいらっしゃると思います。

そういった方には朗報です。

実は、私たちが健康的に生きるためには、野菜を食べる必要はないのです!

むしろ、野菜を食べると私たちは不健康になってしまうのです!

そんな馬鹿な話あるか!と思われるかもしれません。

しかし、これは数々の研究からも実証されている事実なのです。

では私たちは、健康になるために何を食べれば良いのか?

その答えは、肉です!

肉を食べることによって、私たち人間は健康になることができるのです。

なぜ野菜が私たちを不健康にするのか?

なぜ私たちは、もっと肉を食べるべきなのか?

今回紹介する『医師が唱える超食事大革命』がその理由を教えてくれます!

 

youtubeでは、アニメーションを使った解説動画をあげています!

よろしければ、ご覧ください!!

 


 

医師が唱える超食事大革命の要約

野菜があなたを不健康にする!?

なぜ野菜が私たちを不健康にするのか?

それは、野菜が私たちに食べられないように進化してきたからです!

野菜は他の動物と違って、逃げることも、噛み付くこともできません。

そのため、食べられないようにするためには、食べた動物を体内で攻撃するしかありません。

そこで多くの野菜は、食べた動物のDNAを傷つけたり、栄養の吸収を阻害する兵器を作り出しました。

そして、この兵器を、私たち人類は栄養素と勘違いしてしまっているのです。

さらに私たちは草食動物ではありません。

草食動物であれば、その兵器に対抗するための進化をしてきていますが、私たち人間は出来ていません。

そもそも、野菜が私たちの体にとって合う食材ではないのです!

そのため、野菜は私たちにとって健康に良いものではなく、むしろ避けるべきものなのです。

本書には、野菜が持つ兵器の影響について書かれています。

続いては、その中でも特に知っておくべき、4つの物質を紹介していきます!

 

ブロッコリー=喫煙!?

おそらく健康のためにブロッコリーを食べているという方も多いと思います。

しかし、ブロッコリーは、実はあなたのDNAを破壊してしまうのです。

ブロッコリーや、キャベツ、チンゲンサイ、カブなどのアブラナ科には、スルフォラファンという物質が含まれています。

スルフォラファンは、私たちがブロッコリーを食べた時に起動する仕掛け爆弾です。

このスルフォラファンが、低体温、運動失調、白血球減少症といった症状を引き起こし、最悪の場合は死に至ます。

スルフォラファンは私たちの体に悪影響を及ぼすものですが、実際には抗酸化物質としての役割があり、体に良いと考えられています。

抗酸化物質を摂ると、アンチエイジングや免疫機能の向上といった効果があると言われています。

しかし、ブロッコリーなどのアブラナ科は、本当は抗酸化物質ではなく、酸化促進物質であると本書では書かれています。

私たちの体は、タバコの煙や鉛が体内に入ると、生体防御を強化するためにNrf2が活性化し、酸化ストレスを引き起こします。

実は、ブロッコリーに含まれるスルフォラファンは、抗酸化物質としても働く一方で、Nrf2のスイッチもオンにしてしまうのです。

そして、体内で酸化ストレスが促進されてしまいます。

これは、ブロッコリーなどのアブラナ科だけが引き起こすものではありません。

一般的に抗酸化効果があると言われている、ポリフェノールも、同じようにNrf2を促進してしまい、酸化ストレスを引き起こしてしまいます。

その結果、免疫機能が低下してしまい、病気にかかりやすくなってしまいます。

そのため、ブロッコリーなどのアブラナ科を多く食べることは、健康に良いことではなく、逆に悪いことなんです!

 

ポリフェノールが消化を阻害する

ポリフェノールが体に悪いと聞いて驚かれた方もいいと思います。

ポリフェノールは、むしろ健康に良いと言われることがほとんどです。

しかし、実はポリフェノールが私たちの消化と栄養の吸収を阻害したり、体の不調を引き起こしているのです。

ポリフェノールには、様々な種類があります。

特にポリフェノールの一種であるタンニンは、私たちの消化酵素を阻害し、消化されにくくします。

草食動物であれば、唾液中のタンパク質を進化させることで、タンニンを不活性化させることができます。

しかし残念ながら、私たち人間はそういった機能がありません。

そのため、このタンニンを摂ると、消化が阻害され、ビタミンなどの栄養を吸収することができなくなってしまいます。

また、ウコンなどに多く含まれるクルミンというポリフェノールも有害です。

一般的にクルミンは、アルツハイマー病から勃起不全まで、あらゆる病気に効果があると言われています。

しかし、実はこのクリミンは私たちのDNA損傷を引き起こしているというデータも多く出ています!

DNA損傷はガンの発症によくある事象です。

そのため、クルミンが癌を引き起こす可能性もあります。

また、ポリフェノールの仲間に、フラボノイドがあります。

フラボノイドは、大豆に多く含まれるもので、イソフラボンやカテキンなど多くの種類があります。

そして、このフラボノイドは、めちゃくちゃ私たちの体に悪いんです!

まずフラボノイドは、人と動物の両方で内分泌撹乱を引き起こします。

その結果、不妊や生体異常、腫瘍といった様々な症状を発生させます。

実際に大豆を豊富に与えたチーターには、こういった症状が出たという研究もあります。

また、イソフラボンは甲状腺ホルモンの低下を招きます。

甲状腺ホルモンが低下すると、疲れやすくなる、鬱になる、体重が増える、寒がりになる、思考力が低下するなど、多くの症状を引き起こします。

健康のために大豆調整乳を飲んでいる方もいると思います。

そういった方の中で、体の調子が悪いと感じる方は、イソフラボンが原因の可能性があります。

 

レクチンが胃腸障害を引き起こす!

レクチンは、植物の根と種子に最も多く含まれています。

中でも、豆、穀物、ナッツ、芋類などが、レクチンを多く含む食物として挙げられます。

またこれら以外にも、トマトやナス、ピーマンなど多くの植物に含まれています。

このレクチンが、私たちの胃腸を破壊しています。

レクチンには、PHAという物質が含まれています。

このPHAは、腸もれを引き起こします。

腸もれについて聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

腸もれは、腸に穴が空いてしまい、そこから異物や毒素が体内に漏れ出てしまう状態のことです。

その結果、私たちの免疫力が低下して、感染症に罹りやすくなったり、アレルギー症状が悪化してしまいます。

また、レクチンの一種にグルテンという物質があります。

グルテンは主に小麦に含まれており、これも腸もれを引き起こす原因となります。

さらに、レクチンはパーキンソン病の発症の一因である可能性も指摘されています。

私たちの腸と脳は繋がっています。

そのため、腸を破壊したレクチンが迷走神経を経由して脳に到達している可能性が高いですから。

そして、脳のドーパミン作動神経に害を与え、パーキンソン病を発症させている可能性が高いと言われています。

このようにレクチンは、多くの野菜に含まれており、かつ私たちの体にとって有害なものです。

本書では、レクチンを含む食物の摂取を特に避けるべきであると書かれています。

 

シュウ酸塩があなたの腎臓を壊す!

シュウ酸塩は、ほうれん草、じゃがいも、アーモンド、チョコレートなどに含まれている物質です。

また、緑茶や紅茶にも、多くの量が含まれていることが、最近の研究からもわかっています。

そして、このシュウ酸塩をまた、植物が捕食者から防衛するための兵器なのです。

実際にシュウ酸塩をとりすぎると、腎機能に回復不能なほどのダメージを与えてしまうと、本書では書かれています。

さらに、5000mgのシュウ塩酸を摂取しただけで死亡したケースもあります。

5000mgというと、かなりの量だと思われるかもしれませんが、実はそうではありません。

ほうれん草や、アーモンドミルク、ウコン、ブラックベリーなどを入れたグリーンスムージーでは、簡単に1000mgを越してしまいます。

そのため、食事がわりにグリーンスムージーをガブガブ飲んでいると、最悪の場合、死に至る可能性があります。

また、先ほども紹介した通り、シュウ酸塩をとりすぎると、腎機能にダメージを与えます。

そして、血尿や腎臓結石といった病気を引き起こします。

実際にこういった症状を抱えた子供が、アーモンドミルクの摂取をやめたところ、病気が治ったという結果も出ています。

シュウ酸塩は、一回の食事でも、すぐに大量に摂取できてしまいます。

そのため、シュウ酸塩を多く含む食材は、絶対に避けなければいけません。

 

肉の驚くべき力

ここまで野菜の悪影響について見てきました。

最後に、私たちが食べるべき肉には、どんな効果があるのかについて紹介していきます。

まず、肉には野菜には含まれていない、ビタミンB12、カルニチン、クレアチン、コリン、タウリン、カルノシンといった物質が豊富に含まれています。

それぞれの物質の効果は、次の通りです。

 

ビタミンB12→認知機能の改善

カルニチン→体内の脂肪をエネルギーとして使うのに役立つ。うつ病の改善

クレアチン→脳の機能改善

コリン→不足すると、心疾患を引き起こす。妊娠中や授乳中の女性には特に必要な栄養

タウリン→AGEsの上昇を抑え、糖尿病、心疾患、認知症の発症を防ぐ

カルノシン→タウリンと同様の効果がある

 

これらの物質は、植物性物質には含まれない上に、私たちの体にとっては必須の栄養なのです。

さらに肉に含まれる栄養はこれだけではありません。

私たちの健康に欠かせない、ビタミンC、A、D、E、Kといった栄養も豊富に含んでいます。

特にビタミンA、D、E、Kは脂溶性ビタミンと呼ばれおり、脂肪や油脂に溶けやすいビタミンです。

そのため、肉を食べることによって、こういったビタミンをより多く吸収することができます。

実際に十分なビタミンAを摂ろうとしたら、さつまいもを1日に450グラムも食べなければいけません。

450グラムもさつまいもを食べるなんて現実的ではありませんよね?

加えてサツマイモには、先ほど紹介したシュウ酸塩が含まれています。

そのため、1日に450グラムも食べていたら、すぐにあなたの体を破壊してしまいます。

また、含まれるタンパク質の吸収効率は、野菜よりも圧倒的に優れています。

さらに、特に魚の肉であれば、私たちの認知機能やメンタルの改善に役立つオメガ3脂肪酸が多く含まれています。

このように肉だけでも、私たちの健康に必要な多くに栄養は摂れてしまうのです。

まさに肉こそが、スーパーフードなのです!

とはいえ、中には「肉を食べるとがんになる、脳梗塞になる」といったことを懸念される方もいると思います。

しかし、安心してください。

実際には肉を食べたとしても、がんにも脳梗塞にもなりません。

むしろ、肉を食べることによって、がんや心疾患の発症率が下がるという研究結果も出ています。

この理由について説明すると、とてつもなく長くなってしまうので、気になる方は、ぜひ本書を読んでみてください!

詳しい説明はいらないという方は、とにかく肉が、がんや脳梗塞を引き起こすことはないということを覚えて頂ければ大丈夫です。

 

正しい肉の食べ方

ここまで肉の持つ、素晴らしい効果について紹介してきました。

肉には、私たちの健康にとって良い栄養が豊富に含まれています。

しかし、油で高温で焼いたり、揚げたりしてしまうと、私たちの体に毒になってしまいます。

そこで本書では、なるべく肉は低温で長時間焼くことがおすすめされています。

また、内臓肉も積極的にとることがおすすめされています。

特にレバーには、ミネラルやビタミンB群が豊富に含まれています。

動物のあらゆる部位を食べることによって、バランスよく栄養をとることが出来ます。

中には、肉を食べたいけど、太るのは嫌だという方もいるかもしれません。

そういった方に朗報です。

タンパク質と脂肪を1:1の割合で摂ることで、あなたは痩せることができます!

脂肪は太ると考えられいますが、実はそれは嘘です。

脂肪を適量摂ることによって、満腹感を感じることができ、食べ過ぎてしまうことを防ぐことができます。

また、脂肪にもビタミンが豊富に含まれています。

そのため、脂肪は積極的に摂取しても大丈夫なんです!

本書では、カーボニア食を実践するためのレシピが、段階別に紹介されています。

興味のある方は、ぜひ本書で参考にしてみてください!

 

医師が唱える超食事大革命を読んだ感想

 

野菜が私たちを不健康にするとは、とても衝撃的でした笑

しかし、野菜が捕食者から食べられないように兵器を武装しているという説明を聞くと、納得感がありますよね。

私は子供の頃からピーマンとゴーヤが、とても嫌いなのですが、本書を読んで「食べなくて良いのか」と思うと、とても心が軽くなります笑

おそらく、私と同じような方はいらっしゃると思います。

また中には、健康のために肉を控えて野菜を多く摂ろうしている方もいらっしゃると思います。

そういった方にとっては、本書はこれまでの考えを180度変える一冊になると思います。

本書には、正直、難しい話も出てきます。

化学に疎い私にとっては、ちんぷんかんぷんのところもありました。

しかし、難しい話を飛ばしたとしても、野菜が体に及ぼす影響や肉の持つ効果など、重要な部分はしっかりと理解することができます。

そのため、これまで栄養学や化学について学んでこなかった方にもオススメです!

本当に栄養のある食事法を知りたいという方は、ぜひ『医師が唱える超食事大革命』を読んでみてください!


ではでは。

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