今回は佐久間宣行さん著の『佐久間宣行のずるい仕事術』を紹介していきます!
著者は、テレビ東京の社員時代に、大人気番組のゴットタンをプロデュースしたり、サラリーマンでありながら「オールナイトニッポン0」のラジオパーソナリティを務められました。
本書は、そんな普通のようで全然普通じゃない佐久間さんの仕事術について書かれた本書です!
本書に書いてあることを実践すれば、たとえ今のあなたが、パッとしない普通の社員だとしても、特別な存在になることができるようになります!
この記事では、今すぐに実践できて、なおかつ、あなたを特別な存在にしてくれる仕事術を紹介していきます!
youtubeでは、アニメーションを使った解説動画をあげています!
よろしければ、こちらもご覧ください!!
佐久間宣行のずるい仕事術の要約
報連相を使いこなせないとヤバイ!
社会人になると、報告・連絡・相談の報連相が大切だという話を一度は言われると思います。
報連相は、どこでも言われているように、超重要なことなんです!
本書では、報連相が大切な理由について、次の2点が挙げられています。
①上司を不安にさせたり、文句を言わせないため
②上司の上司に文句を言わせないため
『佐久間宣行のずるい仕事術』より
特に報連相で伝えるべきなのは、進捗状況と優先順位です。
この2つをしっかり伝えることで、上司を安心させることができます。
逆に、報連相がしっかりとできていないと、上司は「こいつは本当に仕事をやっているのか?」「仕事を忘れているのでは?」と不安になってしまいます。
最近では、リモートワークが普及したことにより、余計に上司の不安がつのりやすくなってしまっています。
そして、部下の管理ができていないと、その上司の責任になってしまいます。
そのため、上司の上司から怒られることになってしまいます。
そこで上司は、上司の上司から怒られることを防ぐために、あなたに色々と口出しをしたリモート、コントロールするようになってしまいます。
それでは、自由がなく、がんじがらめの状態で働かなくてはいけません。
そのように環境では、ストレスも溜まりますし、あなたの力を発揮することができませんよね?
だからこそ、報連相をしっかりやって、あなたの自由を確保することが大切なんです!
また個人的には、報連相をしなくてはいけない範囲にも気をつけることが大切だと思いました。
私が以前働いていた職場では、リモートワークを導入したのですが、私はリモートワークを剥奪されてしまいました笑
理由は、社長に報連相ができていなかったからです。
上司には、仕事の始めやお昼休憩の前、退勤前など、細かく進捗報告を送ったり、困ったことがあれば相談はしていました。
私は上司がそれを社長に伝えてくれているものだと思っていたのですが、社長には伝わっていませんでした。
そこで社長から、「君がリモートワークをやっている時に、何をやっているのか分からない」と言われてしまい、コロナ真っ只中でしたがリモートワークを剥奪されてしまいました。
もちろん、上司が悪いという訳ではありません。
私が社長にまで伝わっているかどうかを確認するべきところを怠っていたことが原因です。
社内での連絡ツールがLINEだったのですが、進捗報告はメールにして、社長も宛先に含めるなど、やり方はいくらでもありました。
ですが、出来ることをやらなかったせいで、私は自分の自由を失ってしまう結果になってしまいました。
この経験から私も報連相の大切さや、伝えるべき人のしっかりと伝えることの重要性を学びました。
自由に伸び伸び働きたい!という人は、ぜひ報連相を使いこなせるようになってください!
結局すぐやる人が全てを手にする
これも、報連相と引き続きよく言われることですが、仕事において大切なことはすぐにやることです。
皆さんが返事を待つ側だとしたら、当たり前ですが、相手からの返信は早い方がいいですよね?
仕事は全て、ご縁から始まります。
相手との関係があって仕事が成り立つため、相手との関係が良好な方がいいです。
そのため、頼まれた仕事や、返事はすぐに返すことで、相手が抱く印象をガラリとよくすることができます。
仕事が早ければ、「次も一緒に働きたい」「今回はお断りをしたけど、次は頼んでみよう」と、あなたに仕事のチャンスが回ってくるようになります。
私が以前に紹介した、北野唯我さん著の『仕事の教科書』の中でも、すぐにやることの重要性が解説されています。
唯一時間だけが、全ての人間にとって平等です。
そのため、相手の時間を無駄にしない、すぐにやる人が信頼されるようになります。
すぐやることの重要性は、仕事だけに限らないと思います。
副業や投資、資格勉強でも、すぐにやらないことの損失は大きいです。
後でやろう、明日から始めようでは、ダラダラ先延ばしにするだけで、結局始められず、何も得ることができません。
ぜひ今日から、すぐにやることを意識してみてください!
自分のキャラを理解しよう
そこまで頑張らなくても、周りから評価されるようになりたい。
このように考えることはないでしょうか?笑
頑張らずに評価されたいとは、ワガママな考え方ですが、実はそれを実現するための方法があるんです!
それが、あなたのキャラを理解するということです。
あなたのキャラに合っている仕事であれば、そんなに頑張らなくても成果を上げることができます。
反対に、あなたのキャラに合っていない仕事ばかりやっていては、辛いわりに周りから、対した成果が挙げられなくなってしまいます。
分かりやすい例を挙げると、ドラクエです。
魔法使いに、勇者の剣を渡しても、肝心な魔法が使えないため、本領を発揮することができません。
そのため、魔法使いには魔法の杖を、勇者には勇者の剣を与えなければいけません。
では、あなたのキャラを理解するためにはどうすればいいのか?
本書では、「そんなに努力していないのに、やたら褒められる、感謝される、驚かれる」ことを考えることが大切であると書かれています。
皆さんの中にも、自分では普通のつもりなのに、周りから感謝されることがあるはずです。
これまでは、無意識にやっていたかもしれませんが、これからは意識的に行っていきましょう!
そうすれば、だんだんと「〇〇ならあなた」という共通認識が社内に広がり、あなたのやりやすい仕事が回ってくるようになります。
その結果、あなたは最低限の労力で、最大限の結果を得ることができるようになります!
そのためには、まずあなたのキャラについて考えてみましょう!
良い失敗とは?
誰しもが仕事で失敗することがあります。
失敗のしない人なんていません。
ですが、失敗の中には、良い失敗と悪い失敗があります。
良い失敗と悪い失敗について、本書では次のように書かれています。
「悪い失敗」は、仮説がない挑戦の結果、もたらされたもの。
「良い失敗」は、仮説を踏まえた挑戦の先にあるもの。
『佐久間宣行のずるい仕事術』より
仮説がない状態では、成功したとしても、失敗をしたとしても、何が要因なのかが分かりません。
それでは、例えその時は成功できたとしても、次に再現することができず、一発屋で終わってしまいます。
逆に仮説を立てた上で挑戦すれば、成功した時は、次回も同じようにやれば成功できる確率を上げることができます。
また失敗した場合は、どこが原因で失敗をしたのかを考えて、見つけることによって、次に活かすことができます。
よく失敗から学べと言われますが、何も考えなしに失敗しては、何も得るものがありません。
挑戦する前の段階で、しっかりと仮説を立てるからこそ、失敗したとしても、学べることがあり、次に繋げることができるのです。
ですが、仮説を立てることなく、なんとなくで仕事を進めている人も多いと思います。
だからこそ、今がチャンスです。
周りが仮説を立てていないからこそ、あなたが実践することによって、今後3年間、5年間の成長スピードを周りよりも上げることができます。
私もYoutubeの動画投稿では、毎回仮説を立てて動画を出しています。
最初は何も考えずに、ただ自分の出したい動画ばかり出していました。
そんな状態では、チャンネルが伸びるはずもなく、開始して3ヶ月間くらいはチャンネル登録者数が10人以下でした。
ですが、自分なりに仮説を立てて、次のプランに活かすことを繰り返したことで、1年前は登録者数が10人ほどであったチャンネルを、1年で1800人まで伸ばすことができました。
私の目標は、チャンネル登録者数10万人、100万人と、もっと高いところなので、これからも仮説を立てて実行し、検証することを繰り返していきます!
ぜひ皆さんも、普段の仕事で仮説を立てることを意識してみてください!
佐久間宣行のずるい仕事術を読んだ感想
本書の著者である佐久間さんが働かれているテレビ業界は、多くの方が働いている業界とは違った環境かもしれません。
ですが、テレビ業界だからこそ、より人間関係が大切であったり、仕事での成果が求められる部分が大きいと思います。
そのため、本書で書かれている仕事術は、テレビ業界で働いていない方にも、とても参考になることばかりです。
私自身、すぐにでも仕事で実践したいことが多くありました!
またテレビ業界だからこその働き方も紹介されています。
自分の業界の当たり前は、他業界では革新的なことである場合もあります。
なので、本書で書かれていることを、あなたの職場でも活かすことで、あなたがイノベーションを起こすことができるかもしれません!
今の普通な自分を変えたい!もっと職場で輝きたい!という方は、ぜひ本書『佐久間宣行のずるい仕事術』を読んでみてください!
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ではでは。