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要約&書評

【要約&書評】現代病「集中できない」を知力に変える読む力最新スキル大全

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今回は、佐々木俊尚さん著の『現代病「集中できない」を知力に変える読む力最新スキル大全』を紹介していきます!

皆さんは、普段「読んでいる」でしょうか?

本ばかりか、ネットの記事ですら読むのが億劫になってしまっている人もいるかもしれません。

しかし、情報にあふれている現代では”読む力"がとても重要です。

コロナが大流行してから、毎日のようにコロナ関連のニュースや記事が流れてきています。

もちろん正しい情報もありますが、中には陰謀論や誹謗中傷もあります。

そのため、玉石混交としてる情報から、正しい情報を選別することも大切です。

さらに優良な情報でも、読んで終わりでは意味がありません。

あなたの人生に活用できる、あなたの知肉となるように育てていく必要があります。

『読む力最新スキル大全』では、読む集中力がないと悩んでいる方でも、良質な情報を見つけ、それを知肉とする方法が書かれています!

 

youtubeでは、アニメーションを使った解説動画をあげています!

よろしければ、こちらもご覧ください!!


読む力最新スキル大全の要約

集中力なんてなくてかまわない!

皆さんは、記事や本など、何かを読むときに集中することができるでしょうか?

おそらく、「長時間、集中して読むことが出来ない」「すぐにスマホが目に入ってしまったり、別のことを考えてしまう」という方も多いと思います。

特にスマホは、私たちの集中力を奪うものとして、ナンバーワンに君臨しています笑

では、私たちが何かを読むときに、スマホは遠くに置いておくべきなのでしょうか?

もちろん、長時間、集中したい時はスマホを目の入らないところに置いておくことがベストです。

しかし、それは現実的ではありませんよね?

スマホを長時間、別の場所に置いていては、重要な連絡がきた時にすぐに対応できなくなってしまいます。

もし、それが気になっている女の子からの連絡だったら?

そんなチャンスは絶対に逃したくないですよね?笑

また、最近ではスマホを使って記事を読むことが圧倒的に多いと思います。

さらに本も、スマホで電子書籍を読むことが出来ます。

スマホはもはや読むためのツールにもなっているのです。

そこで、現代では集中力を高めるためにスマホを手放すのではなく、集中力が長続きしなくても読書ができるようにすることが大切なのです!

そのために、大切なのが、集中できる細かい時間を細やかにコントロールすることです。

長時間、集中できないという方でも、「5分」であれば集中することができると思います。

その「5分間」を、1日に中で何個も作り、小刻みに読んでいくことが大切です。

たった5分間といえど、それが1日に12回あれば、1時間になります。

長い時間、集中できないとしても、5分間を積み重ねていけば、十分にインプットとアウトプットを行うことが出来ます。

とはいえ、ただ5分間、文字を読んでいるだけではダメです。

読むことの最終的な目標は、「知肉」を育てることだと、本書では書かれています。

知肉とは、自分の心と頭にしっかりと定着させ、あなたの人生に活用していくことです。

そのため、なんとなく文字を目で追うのではなく、「知肉」を育てるために読むことが大切です。

また人間の目で全てを把握できないほど、現代は情報が溢れています。

中には、良質な情報もあれば粗悪な情報もあります。

当たり前ですが、粗悪な情報ばかりにインプットしていても意味がありません。

そのため、良質な情報を多く読み、それらをあなたの知肉とすることが大切です!

まずは情報の選び方を紹介していきます!

 

メディアを4つに分類しろ!

皆さんは、普段どのメディアを使って情報を集めているでしょうか?

良質な情報を得るためには、どのメディアから情報を集めるかが大切です!

そのためには、次の2つの区別から、メディアを分類していきましょう!

 

①表面的だけど広いメディアか、奥深く掘り込んだメディアか

②ものの見方が偏っているか偏っていないか

『読む力最新スキル大全』より

 

本書では、表面的だけど広いメディアは、ホリゾンタルメディアと呼んでいます。

ホリゾンタルメディアは、おおざっぱに知るには適していますが、本質を学ぶのには適していません。

通信社の記事、新聞の一面、テレビのワイドショー、多くのニュース番組、週刊誌、ヤフーニュースやグノシーなどのニュースアプリがホリゾンタルメディアの例として挙げられています。

一方で奥深く彫り込んだメディアは、バーティカルメディアと呼んでいます。

バーティカルメディアは、徹底的に掘り下げて分析しているメディアです。

専門的な経済紙、東洋経済オンライン、ダイヤモンドオンラインなどの経済系メディア、NHKスペシャル、学術系のシノドス、現代ビジネス、文春オンラインといったメディアがバーティカルメディアの例として挙げられています。

他にも、専門家が書いたブログ記事や専門家が発信するSNSも、バーティカルメディアに含まれています。

もちろん、深く掘り下げているメディアには良質な情報が多く含まれている可能性が高いです。

しかし、全てのメディアが良いわけではありません。

中には、情報に大きく偏りがあるメディアもあります。

偏りがあるメディアばかり読んでいると、陰謀論にはハマってしまいます。

そのため、そのメディアが発信している情報に偏りがないかをチェックすることが大切です。

本書では、偏りが強いメディアの見分け方として、次の7つが紹介されています!

 

①出来事の構図を単純にして、断言していないか

②誰かを悪者にして対立を煽っていないか?

③要注意ワード(普段使わない表現)が含まれていないか?

④匿名の証言が多い&ニュースソースが不明

明らかな陰謀論が含まれていないか?

⑥私だけが知っている隠された真実を根拠にしていないか?

⑦正しさ、正解に過剰に頼っていないか?

『読む力最新スキル大全』より

 

また、ホリゾンだからダメ、バーティカルだから良いというわけではありません。

ホリゾンタルメディアは、表面的ですが、情報が広いため、概要をつかむのに適しています。

そのため、ホリゾンタル×中立的なメディアを読んで概要をつかみ、バーティカル×中立的なメディアで掘り下げることが大切です。

そうすることで、1つの記事だけでは断片的にしか見えなかったニュースが、はっきりと全体像をつかむことができます。

 

ここではウェブメディアが中心に紹介されていますが、情報を得る手段は他にも本があります。

書籍には、情報が集約され網羅されていると、本書では書かれています。

そのため、1冊でそのテーマの全体像をつかみやすいです。

ぜひ書籍も情報収集の手段として使ってみてください!

 

「知肉」を育てるための読み方とは?

知肉を育てるためには、次の4ステップが大切であると、本書では書かれています。

 

①気になるところを「メモ」する

②メモから「概念」をつかむ

③概念を集めて「世界観をスケッチする」

④世界観から「知肉を育てる」

『読む力最新スキル大全』より

 

それぞれのステップについて、これから紹介していきます!

 

①気になるところを「メモ」する

読んだ内容を全て覚えていられることはありません。

どうしても、私たち人間は忘れてしまうものです。

そのため、読む時は必ず、「自分の知肉となるところはないか」を探しながら、気になるところはメモをしていきましょう!

電子書籍やスマホであれば、簡単にハイライトをつけることが出来ます。

私はKindleを使っているのですが、Kindleであれば、ハイライトをつけた部分をまとめてチェックできる上に、メモも追加できるのでオススメです!

しかし、ハイライトした部分やメモは、その本を開かないとチェックすることが出来ません。

また紙の本であれば、メモした部分を一覧で見ることが出来ません。

そのため、メモアプリを使って、メモしたところをスマホにまとめておきましょう!

スマホにまとめておくことで、ふとした時に、すぐに情報を引き出すことが出来ます。

本書では、オススメのメモアプリとしてノーションやエバーノートというアプリが紹介されています。

実は私はというと、スマホではなく、読んだ本の内容をルーズリーフにまとめて保存しています笑

メモの取り方は、人それぞれ好みがあると思いますが、効率を重視したいという方は、スマホのメモアプリを使うのがいいかもしれないですね!

 

②メモから「概念」をつかむ

メモに保存するだけでは意味がありません。

皆さんにも学生時代に、教科書にラインマーカーを引いたけど、引きっぱなしで何も役に立たなかったとこはないでしょうか?

私もラインを引くのは好きだったので、教科書にラインを引いていたのですが、復習を全くしなかったせいで、ほとんど覚えられませんでした笑

そのため、メモはとって終わりではなく、そこから「概念」をつかむようにしましょう!

本書では、この概念とは、さまざまな情報や視点を順にまとめて、ひとつの物語や全体像にしたものであると書かれています。

国語のテストで言うところの、「作者はこの文章を何で書こうとしたのですか?」という質問が概念であるとも、本書で書かれています。

私が以前に紹介した『自己肯定感ハラスメント』という本をもとに、メモ→概念化をやってみます。

私は本書の中から、次の文章をメモに残しました。

 

「自己を肯定する」とは確かに聞こえのいい言葉です。

ただ、そのため肯定しなければならない、否定はダメなのだという概念が私たちを支配しています。本来は自己の全てを受け入れて、自分らしく生きましょうという意味かもしれませんが、肯定するために、比較したり、ポジティブなことを探したり、いい意味づけを見つけなければならなくなっています。

『自己肯定感ハラスメント』より

 

そこから私は、概念を次のように考えました。

 

自己肯定感を高めようとすると、しなければいけないという概念に支配されるようになってしまい、かえって苦しくなってしまう。

 

このように、概念化する時は、作者が何を伝えたかったのかを短い文章でまとめることが大切です!

そして作った概念は、頭の中に保存しておきましょう!

私たちの頭で記憶できる量は、コンピューターには勝てません。

だからこそ、大量のメモはコンピューターやスマホの記憶させておいて、そこから抽出したあなたの概念だけを脳に記憶しておきましょう!

 

③概念を集めて「世界をスケッチする」

メモから概念を作ったら、次はそれをまとめて世界を全体像をスケッチしていきます。

これも先ほど紹介した『自己肯定感ハラスメント』を例に実践してみます。

本書から私は、次の3つの概念を考えました。

 

①自己肯定感を高めようとすると、しなければいけないという概念に支配されるようになってしまい、かえって苦しくなってしまう。

②自己肯定感ではなく、今の自分に“ある“ものに目を向けて大切にする自己存在感を持つことが大切である。

③自己存在感を持つことで、自分の居場所が今ここにあるという安心感を得ることができる。自己肯定感の呪縛から解放され、他人の評価に左右されない生き方をすることができる

 

そして、この3つの概念をまとめて次の世界をスケッチしました。

 

自己肯定感よりも自己存在感を持つべきである。

自己肯定感を高めようとすると、苦しくなってしまうことがある。

しかし、自己存在感であれば、今の自分に“ある“ものに意識を向ければよく、自己肯定感の呪縛に陥ることはない。

自己存在感を持つことで自分の居場所を今ここに持つことができ、他人の評価に左右されない生き方をすることができる。

 

本を読んでいる時は、バラバラであったメモも、概念化→世界観のスケッチをすることで、全体像が見え、理解度が上がります。

理解度が上がるということは、記憶にも残りやすくなります。

では、最後に仕上げとして世界観から、あなたの知肉へと育てていきます!

 

④「世界観」から知肉へ育てる

世界観を知肉へと育てるとは、世界観を自分の心と頭の中に、しっかりと定着させることです。

実際に、その世界観を仕事や日常生活で活かしたり、人生の指針にすることで、あなただけの活用法に育てていきます。

先ほど、私が作った『自己肯定感ハラスメント』の世界観を、私は次の知肉にしました!

 

成功や他人の評価といった外のものに振り回されるのではなく、自分の中にすでに”ある”もの、自分の内面を大切にして生きていこう

 

このように、あなたの人生に生かせるように、世界観の知肉へと育てていきます。

そうすることで、あなたの頭の中にしっかりと刻みこまれます!

ぜひ皆さんも実践してみてください!

 

今回例に使った『自己肯定感ハラスメント』は、こちらの動画で詳しく紹介しています!

よろしければ、ご覧ください!!

読む力最新スキル大全を読んだ感想

 

私は毎日本を読んでいますが、本書を読んで、まだまだ読む力が足りていないなと感じました。

本書に書いてあるように、知肉にできていない情報も多いですし、情報の分類も出来ていませんでした。

そのため、本書はとても学びのある1冊でした!

また、本書ではニュースの見出しをまとめるRSSリーダーなどのツールの使い方も詳しく紹介されています!

そのため、これまで読むことが少なかった方でも、本書さえ読めば、一流の読み方を実践することができます!

興味のある方は、ぜひ本書、『現代病「集中できない」を知力に変える読む力最新スキル大全』を読んでみてください!!


ではでは。

 

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