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【要約&書評】「数学的」な仕事術大全: 結果を出し続ける人が必ずやっている

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今回は、深沢真太郎さん著の『成果を出し続ける人が必ずやっている数学的な仕事術大全』を紹介していきます。

皆さんは、仕事でなかなか成果があげられない、相手を納得させることができない、魅力的な説明ができないといった悩みはないでしょうか?

本書はそういった悩みを持っている方におすすめの1冊です。

ズバリ、成果をあげる人と成果をあげられない人の違いは、数学的な仕事をしているかどうかなのです。

これは実際に著者が2万人のビジネスパーソンと研修やセミナーで会って導き出した結論です。

本書ではビジネス数学教育家として、ご活躍されている著者によって、成果をあげる人がやっている数学的な仕事術とは何なのかについて詳しく解説されています。

この記事では、その数学的な仕事術の基礎知識である数字とは何かと数学的な仕事とは何かについて紹介していきます。


「数学的」な仕事術大全

数字とは何か?

数字に強いビジネスマンになる上で、まず最初におさえておくべきキーワードが2つあります。

それが数字と論理です。

皆さんは、それぞれが何なのか言葉で説明できるでしょうか?

おそらく、いろんな回答が頭の中に浮かんでくると思います。

まず数字とは、本書ではコトバであると書かれています。

数とは、身長や体重といった数えられるものや量のことです。

そして数字とは、その数や量がどれくらいか伝わるように表現したものです。

皆さんは、上司に仕事の相談をするときに「ちょっと時間いいですか?」と聞いていないでしょうか?

ちょっとでは具体的にどれくらいの時間が必要なのか伝えられていないので、数字が使えていません。

そのため、数字を使って「相談したいことがあるのですが5分ほどお時間はよろしいでしょうか?」と、必要な時間がどれくらいか伝えることができます。

必要な時間をちゃんと伝えることができれば、上司も「5分ならいいか」と判断することができます。

他にも、仕事の進捗状況を聞かれたときに、「まあまあ終わっています」ではなく、「5割は終わっています」と答えることで、相手にどれくらい終わっているか伝えることができます。

まあまあだと聞き手によっては、「もうすぐ終わりそうなんだな」と考えてしまう人もいるため、実際の進捗状況と相手の理解がずれてしまう可能性があるのです。

このように、ビジネスの場では数字を使って具体的に伝える必要がある場面は多くありますが、ちょっと、まあまあ、いい感じなどといった表現を使って、ちゃんと伝えられていないことがあると思います。

そのため、数字に強いビジネスマンになるためには、まずは数字とはコトバであることを理解して、数字で伝えられるようにすることが大切です。

続いて論理とは、数字コトバであると本書では書かれています。

数字コトバとは、なぜなら、次に、一方で、ゆえにのように、主に接続詞として使われるコトバです。

この数字コトバは、数学において頻繁に使われています。

詳しい例は本書で紹介されておりますが、数字に強い人は、この数学コトバを使いこなして、簡潔にわかりやすく話しているのです。

ここまで説明してきたように、数字に強いビジネスマンになるためには、この数字と数学コトバを使いこなして仕事ができるようになる必要があります。

では続いては、数字と数学コトバをどのように使いこなしていけばいいのかについて紹介していきます。

 

数学的な仕事とは?

本書では、数学的な仕事とは数字と数字コトバを使って、次の5つの動作を行うことであると書かれています。

 

①定義する

②分解する

③比較する

④構造化する

⑤モデル化する

『数学的な仕事術大全』より

 

この記事では、それぞれの5つの動作について、簡単に解説していきます。

まず①定義するとは、誰もが共通のものとして認識できるよう言語化することです。

数学でも最初に定義を行うことが作法となっていますが、ビジネスでも最初に定義をすることが大切です。

たとえば会議の前に、この会議では意見を集める、数ある選択肢からどれを採用するのかを選ぶといったように、会議の目的を全員に認識してもらい、同じゴールに向かって進めることが大切です。

定義を明確にしないまま会議を始めると、すでにある選択肢から選ぶことが目的なのに、新たな選択肢を出す人が現れたりして、話がまとまらなくなってしまいます。

そのため、ビジネスでも定義を行うことが大切なのです。

続いて②分解すると③比較するです。

仕事では売り上げなど、分析をすることがあると思います。

この分析とは、分解と比較を組み合わせることであると本書では書かれています。

たとえば、今季の化粧水の売り上げを分析するとします。

年度ごとの全体の売り上げはここ数年変わらなくても、メンズ製品とレディース製品の売り上げのように分解することで、メンズ製品の売り上げは伸びているが、レディースの売り上げが下がっていることに気がくつことができます。

他にも、年齢によって分解することもできると思います。

このように、分析をする際には、大きいサイズの数字を小さく分解してあげることが大切です。

そして分析は比較をすることも大切です。

例えば広告の効果を調べるためには、実際に広告を見た人の購入率を見るだけでなく、広告を見なかった人の購入率と比較をする必要あります。

そうすることで、本当に広告が効果があったのかを分析することができるのです。

では最後が④構造化すると⑤モデル化です。

まず構造化とは、物事を構造で捉えることです。

例えば、次のA、B、Cはどれも右にいくにつれて、どれも数字が大きくなっています。

A:1、3、5

B:2、4、6

C:3、6、9

AとBは2ずつ増えていますが、Cだけが3ずつ増えています。

そのため、AとBは構造上同じですが、Cは異なると言えます。

このように、構造化するとは、物事の構造を捉えて、メカニズムが同じものや違うものを明らかにすることです。

ビジネスで構造化が得意な人は、別の分野の成功事例の構造を理解して、メカニズムを明らかにすることで、自分の分野に適応して、同じように成功しようと試みています。

そして⑤モデル化は、型のようなものです。

数学には、公式や定理といった型が多く存在します。

ビジネスでは、三角形の面積の求め方の公式を使うことはありませんが、パレートの法則やプロスペクト理論といった、ビジネスで使える法則や理論はあります。

またオリジナルでモデルを作ることもできます。

例えば採用など意思決定をする際に、オリジナルの評価式を事前に作っておくことで、スムーズに意思決定を行うことができます。

専門性、コミュニケーション能力、適正検査といった評価項目を作っておき、比率を配分します。

例えば、コミュニケーション能力を重視する場合は、専門性30%、コミュニケーション能力50%、適性検査20%のように評価式を作っていきます。

このように、オリジナルの評価式を作っておくことで、誰を採用するか決めるときに、それぞれの候補者を評価式に当てはめて合計値を計算することで、スムーズに意思決定を行うことができるのです。

ここまで、数字や数字コトバを使って何をしていけばいいのかについて解説していきました。

実際のビジネスでは、この5つを実践して終わりではありません。

それを元に、考える、読む、書く、話す、見せるといったことを行為する必要があります。

本書では、それぞれの行為について、具体的に解説されておりますので、ぜひ参考にしてみてください!

この記事では、数学的な仕事術について、簡単な内容しかお伝えできておりません。

本書では、5つの動作やそれを使ってどのように考えたり、話したりすればいいのかについて、ケーススタディを使って、詳しく解説されています。

そのため、数学的な仕事術を身につけて、仕事で成果を上げられるようになりたいという方は、ぜひ本書を読んでみてください!

 

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ではでは。

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