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要約&書評

【要約&書評】やりきる力~狂気を感じるほど没頭せよ!~

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今まで何かに本気で取り組めた経験がない

途中で投げだしてしまったことことばかり

 

このような方は多くいらっしゃると思います。

何を隠そう、私は幼少期の頃から、1つのことをやりきった経験がありませんでした(笑)

このような方は、心の奥底では、没頭できることが欲しいと思っているけれど、何に没頭できるのか分からず、悶々としていないでしょうか?

今回紹介する、堀江貴文さん著の「やりきる力」は、そんな方の背中を押してくれる本です!

 

YouTubeでは、アニメーションを使った解説動画を挙げています!

よろしければ、こちらもご覧ください!

やりきる力の要約

やりたいことを見つける方法とは?

「やりきる力」が大切なのは、皆さんご存知だと思います。

しかし、やりきるためには、そもそも「やりたいこと」が必要です。

では、どうすれば自分のやりたいことを見つけることが出来るのでしょうか?

まず前提として、やりたいことがないという人間はいないと本書で書かれています。

「やりたいことがない」というのは、自分の心に嘘をついています。

確かに、「やりたいことがない」というよりも、本当は心の奥底でやりたいと思っていても、何らかの理由をつけて「やらない」選択をしているのだと思います。

本書では、「やりたいこと」について、次のように書かれています!

 

やりたいことは、見つかるものではなく、動き回っているうちに、向こうから手の中に飛び込んでくるものだ。

「やりたいことが見つからない」理由は、見つけられないふりをして、自分を静止させているせいだろう。動きだすことに怯えている証拠だ。

『やりきる力』より

 

行動を起こさないことには、「やりたいこと」は出来ません。

私は、現在、「Webマーケティング」がやりたいことです。

個人でブログやYouTubeの活動を続けていく中で、Webマーケティングをやりたいと思うようになりました。

おそらく、ブログやYouTubeをやっていなかったら、「Webマーケティング」をやりたいと思うことはなかったと思います(笑)

さらに元をたどれば、ブログは、書くことが好きというよりも、個人でお金を稼ぎたいと思って始めたものでした。

やっていくうちに、ブログにハマっていき、3年以上、ブログをやり続けています。

「やりたいことは何か?」を考える前に、とりあえず自分の興味のあることに手を出してみる行動が大切です。

とはいえ、人間は現状を変えることが、大の苦手です。

現状維持バイアスという言葉がありますが、「今を高く評価してしまい、現状を変えることが出来ない」という習性があります。

現状維持バイアスから抜け出すために、一番オススメなのは、「現状が招く最悪のシナリオ」を考えることです!

「もし、このまま新しいことに挑戦しなかったら、この先もっとつまらない人生になっているだろう」のように、とにかく最悪なシナリオを考えいます。

人間は損をすることをひどく嫌う生き物なので、現状が招く損を考えることで、それを回避しようと行動を起こすことが出来ます。

現状維持バイアスが起こってしまう理由や解決策については、こちらの動画で詳しく紹介しています。

もし、新しいことを始めることが出来ない、転職したくても行動に出来ないなどの悩みがありましたら、ぜひこちらの動画をご覧ください!

 

 

最強のパスポートは「失敗」だ!

「やりたいこと」があったとしても、「もし失敗したらどうしよう」「自分には才能がないから出来ない」など考えてしまい、行動に移せないことがあると思います。

私も、やりたいことがいくつかあっても、「今の自分には出来ない」と思ってしまい、結局行動に移せなかったことがたくさんあります(笑)

このように、「やりきらない人」には、「できないこと探しの才能がある」と本書では書かれています。

この「できないこと探しの才能」は、あなたの行動を制限してしまいます。

行動が制限されてしまうので、あなたの成長は止まってしまいます。

「できない理由」に才能や人脈が多く挙げられます。

才能や人脈が何らかのパスポートになると考えている方も多くいらっしゃると思います。

しかし、堀江さんは才能パスポートや人脈パスポートを求めるのではなく、「失敗」パスポートを求めることが大切だと、本書で書かれています。

 

一番強くて、どの分野でも通用するパスポートは「失敗」だ。

失敗パスポートが分厚ければ分厚いほど、魅力的なアクティビティに満ちた世界に歓迎される。

「時間の無駄遣い」はあるけれど、「無駄な失敗」は、ないのだ!

『やりきる力』より

 

失敗をすることは大切ですが、失敗したら、なぜ失敗をしたのかを考えることが大切です。

失敗した原因について仮説を立てて、その問題を克服していくことを繰り返すことで、前に進むことが出来ます!

 

必要なのは「狂気を感じるほどの没頭」だ!

没頭することの大切さは、堀江さんの他の著書でも書かれています。

本書でも、次ように書かれています!

 

どんな分野でも、高い成果を残している人に共通している能力とは「没頭力」である。

『やりきる力』より

 

当たり前ですが、没頭と成果は比例します。

少し行動をしたからといって、オタクと呼ばれるような人には勝てないわけです。

周りよりも、頭一つ飛びぬけたいなら、「それ以外のことは考えない」くらいの没頭が必要なんです!

もちろん、時間さえかければいいというものではありません。

「狂気に満ちた集中」を効率化する必要があります。

本書では、寿司職人の例が挙げられています。

寿司職人は10年近い修業が必要だと言われていました。

しかし、時代は変わり、私達は動画を使って学ぶことが出来るようになりました。

そのため、弟子入りしなくても、動画で握り方を学んで、それを繰り返し練習することで、寿司職人になることが出来ます。

寿司を握る目的は修業するためではありません。

美味しい寿司をお客さんに出すことだが、1番の目的です。

その目的を達成するための、単に「時間を浪費する」のではなく、効率的に出来る方法を採用することが必要です!

 

 

やりきる力を読んだ感想

 

「やりきる力」の重要性は多くの人が分かっていることですが、なかなか実践出来ないことですよね。

何かには、堀江さんだから出来ることなんじゃないのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、このような考えはもったいないことです。

「堀江さんだから出来るんじゃないのか?」というのは、まさにできない理由を言い訳にしていますよね。

いかに、自分事として捉えることが出来るかが大切です。

私自身、堀江さんの本は「多動力」を含め、いくつか読んできました。

堀江さんの本は、読んだ後に「何か行動をしたくなる」と思わせてくれます。

私達の心を燃やしてくれます。

本書『やりきる力』も、きっと皆さんの背中を押してくれると思います。

今の自分を変えたい!自分の人生をもっと楽しみたい!という方は、ぜひ『やりきる力』を読んでみて下さい!

 

 

ではでは。

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