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会計(書評) 書評

会社の数字を活用する方法とは?〜武器としての会計思考力〜

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「財務諸表を読めるようになりたい」「財務諸表を使って会社の実態を知りたい」といった方は、多くいると思います。

最近では会計は、ビジネスマンにとって必須のスキルだと言われています。

しかし、いざ財務諸表を読んでみると、たくさんの専門用語、ずらっと羅列された数字に圧倒されてしまい、どこを読めば良いのかわからないという状態になってしまいます。

そこで、今回は紹介する「武器としての会計思考力」が役に立ちます!

「武器としての会計思考力」では、財務諸表の読み方や、実際にそれらを使って会社の実態を知る方法、そして財務諸表を使って、現場を変えていく方法について解説されています。

 


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「武器としての会計思考力」を読むのがオススメな人!

こんな方におすすめ

  • 会計を基礎から学びたい人!
  • 財務諸表の読み方を学びたい人!
  • 学んだ会計知識を現場で活用できるようになりたい人!

本の表紙にMBAレベルと書いているので、もしかしたら「この本は上級者向けなのかな?」と思われるかもしれませんが、実際には会計について、主に財務諸表について、基礎的てところから解説されています。

 

 

「武器としての会計思考力」を読んだ感想!

「武器としての会計思考力」を実際に読んでみて、とてもわかりやすい本だなと思いました。

会計の核となる財務諸表(貸借対照表・損益計算書」キャッシュフロー計算書)について、それぞれの構造と読むコツがわかりやすく解説されています

財務諸表の解説を踏まえた上で、実際に財務3表を使って、どうやって会社の数字を分析していくのかが解説されているため、会計の知識にあまり自信がない方でも、理解しながら読み進めることができると思います。

特に、財務諸表を読むコツはわかりやすく、読むべき重要なポイントが絞られて説明されているため、すぐに財務諸表を使って、その会社について分析する方法を身につけることができます

しかし、財務諸表についての解説が、全く会計の接したことがない方にとっては、会計用語が出てきて、読みづらい可能性があるので、「会計のことが面白いほどわかる本」を読んでから、「武器としての会計思考力」を読む方が、より理解しやすいと思います。

 

会計初心者、まずはこの本から!〜会計のことが面白いほどわかる本〜

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第1章は、先ほど書いた通り、財務諸表についての解説ですが、第2〜4章は、実際の会社の財務諸表を使って、ビジネスモデルを読み解く方法、会社の課題を発見する方法、知らないと引っかかってしまうワナについて解説されています。

特に、知らないと引っかかってしまうワナはとても大切で、知らないと会社の分析を間違えてしまう可能性があるため、絶対に知っておきたい内容です。

また、実際の会社の財務諸表を使って解説されているため、本書を読むだけでも、財務諸表を読む練習を積むことができます。

 

ここまでは、実際に他の会計や財務諸表について書かれた本でも書かれている内容ですが、「武器としての会計思考力」が他の本と大きく違う点は、実際に会計知識を使って現場を変える方法が解説されているところです。

会社の数字を使って現場を変えるための方法として、KPIという指標が紹介されています。

KPIとは、何か?

本書ではこのように説明されています。

 

KPIとは、英語の「Key Performance Indicator」の頭文字をとった略称で、日本語では業務評価指標や重要業績指標と呼ばれます。

このKPIは、会社などの組織としての目標達成水準を測るための指標です

 

この目標達成水準を測るためのKPIを使って、現場を変える方法だけでなく、実際にKPIを現場で取り入れるための方法、注意点などについても解説されています。

そのため、実際に会社で働いていている方には、とても有益な情報なのではないかと思います。

 

 

全体的に見れば、「武器としての会計思考力」は、とてもわかりやすく、有益な情報がたくさん載っているため、読んでよかったと思える本でしたが、

1点だけ少し残念な点がありました。

それは、貸借対照表(バランスシート)についての説明です。

バランスシートは、右側が負債と純資産、左側が資産について表しています。

バランスシートの右側(負債と純資産)と左側(資産)の数字は、必ず一致します。

そこで「武器としての会計思考力」ではこのように書かれています。

 

B /Sの左右は必ずバランスしている(つり合っている)ので、「バランスシート」と呼ばれています。

※B /S→バランスシート

 

実は、正確には左右がバランスしているから、バランスシートと呼ばれるわけではないんです笑

正直、バランスシートの名前の由来については知らなくとも、財務諸表を読むのに、何ら支障はありませんが、他の人と話す時に「バランスシートって、左右の数字が同じだからバランスシートって言うんだよ」と言ってしまうと、会計マニアの人に指摘されることがあるかもしれません(笑)

もし、バランスシートがなぜバランスシートという名前なのかについて知りたい方は、ぜひ「財務3表一体理解法」という本を読んでください!笑

 

バランスシートの説明については、少し残念に感じてしまいましたが、その点を抜きで考えれば、財務諸表の読み方、そして財務諸表を使った会社の分析方法、さらに現場の変え方まで解説されている本は、なかなか無く、本当に役に立つ本だと思います。

会計の知識を身につけて、会社を分析できるようになりたい!現場を良い方向に変えていきたい!という方は、ぜひ「武器としての会計思考力」を読んでみてください!

 

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