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要約&書評

【要約&書評】メンタル脳

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今回は、アンディス・ハンセン氏著の『メンタル脳』を紹介していきます。

現代人のメンタルは史上最悪だと言われています。

ユニセフは世界の10~19歳の若者の7人に1人以上が心の病気の診断を受けていると報告しており、アメリカの疾病予防管理センターは10代のメンタルヘルス問題を「国家
的危機」と警告しています。

さらに日本でも、高校生の三割は中程度のうつ症状をうったえているのです。

精神科医でありこれまでスマホ脳やストレス脳など数々のベストセラーを書いてきた著者によって、なぜ現代人はメンタルの問題でこれほど苦しんでしまっているのか、またどうすればいいのかについて本書で書かれています。

この記事では、本書の中から私たちはなぜ不安を感じるのか、SNSがあなたを不幸にする理由、幸せを追い求めてはいけない理由について紹介していきます。

メンタル脳の要約

私たちはなぜ不安を感じるのか?

人前で話す前は不安を感じる

貯金ができていなくて将来に不安を感じる

このように、それぞれが色んな不安を抱えながら生きています。

中には、不安を感じる自分が嫌だ、楽しいことだけを考えられるようになりたいと思っている方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、残念ながら私たちの脳は、幸せだけを感じ続けるようにはできていないのです。

脳の一番大事な仕事は、私たちを生きのびさせることです。

脳にとっては、私たちが幸せな気持ちを感じるかどうかはどうでもよく、生きのびさせるために感情を使っているのです。

そのため、不安を感じてしまうのは、あなたに何か欠陥があるというわけではなく、生きのびるために当然のことなのです。

不安とは、事前のストレスです。

皆さんも、寝る前に明日上司に怒られたらどうしよう、明日の商談で失敗したらどうしようなど、不安になってあまり眠れなかったという経験があるかもしれません。

このように不安とは、ストレスのように現実に起こったことによって起こるものではなく、危険かもしれないと感じた時に湧き上がってくるものなのです。

そして、不安を感じることでストレスシステムが起動して、脳の偏桃体という部分が、何かがおかしいと警告を鳴らすのです。

脳は1万年以上も前に狩猟生活を送っていた時代から、ほとんど進化していません。

人間の先祖がサバンナで暮らしていた時には、幸せばかり感じていては、他の動物たちに食べられてしまいます。

だからこそ、そういった動物から身を守るために、脳が危険を察知して、不安な感情を使って、逃げるように行動を起こさせていたのです。

そのため、不安は人間を傷つけるものではなく、人間を危険から守ってくれる防御システムだったのです。

しかし現代では、他の動物に食べられる危険性はほとんどありません。

それなのにも関わらず脳はまだ私たちがサバンナで生活していると勘違いしてしまっています。

そのため、現代を生きる私たちにも、警報を鳴らす偏桃体の機能が残ってしまっているのです。

そして、偏桃体は真面目に働いてくれるため、ちょっとしたことでも、大々的に警報を鳴らしてしまいます。

実際には大したことなかったということもあるのですが、肝心な時にならないよりは、鳴らしすぎた方がいいという仕組みになっているのです。

そのため、もし不安を感じるようなことがあっても、偏桃体が勘違いをしているんだなと考えるようにしてみて下さい。

そうすることで、不安を感じることはおかしいことではないと思うことができ、不安に飲み込まれてしまうことを防ぐことができます。

とはいえ、そう考えるだけでは緩和されない強い不安もあると思います。

本書では、そういった不安を和らげるための方法が紹介されています。

この記事ではすぐにできて効果がある方法を紹介していきます。

その方法とは呼吸です。

不安を感じたら、長い深呼吸をしましょう。

目安は、4秒吸って6秒吐くです。

息を吸うと交感神経が優位になり、息を吐くと副交感神経を優位にすることができます。

交感神経は戦うか逃げるかの状態になってしまいます。

そこで吐く時間を長くすることで、副交感神経を優位にして心を落ち着かせることで、不安を和らげることができます。

そのため、もし強い不安を感じたら深呼吸をして副交感神経を優位にしてあげてください。

 

SNSがあなたを不幸にする理由

皆さんは、一日のうち、どれほどの時間をSNSに費やしているでしょうか?

ちょっとした空き時間があったら、すぐにSNSを見てしまうという方は多いと思います。

もしかしたら、休みの日は5時間以上もSNSを見ているなんて方もいるかもしれません。

ですが、多くの調査によると、1日に4~5時間、SNSをやっている若者は、自分に不満を持っていたり、不安や気分の落ち込みを感じているといわれています。

なぜSNSをたくさんみると、不幸になってしまうのか?

人類にとって、他の人と連帯することが危険だらけの世界を生き抜くためには必須なことでした。

周りの人と助け合い、守りあってきたことで、生き延びてきたのです。

当然今を生きる私たちにも、周りとつながろうとする遺伝子は受け継がれています。

だからこそ、他の人とつながりを感じることで、脳は幸せを感じるようになっているのです。

では、そういった性質がSNSをみすぎると不幸になることと、どうつながっていくのか?

まずSNSには、インフルエンサーと呼ばれる人たちがたくさんいます。

そういった人達は、自分たちのきらびやかな生活や持っているものを写真や動画にして、SNSに投稿しています。

そのような投稿をみていると最初は、「すごいな~」と楽しみながらみることができるかもしれません。

しかし、他人の完璧な生活をみていると、だんだんと自分と比較するようになってしまい、自分は負け犬だ、自分はみじめだと感じるようになってしまいます。

その結果、自分はヒエラルキーの一番下にいて、グループから追い出されてしまうかもしれないと、脳が勝手に勘違いをしてしまうのです。

このようにして、SNSをみることで、メンタルが下がってしまうのです。

SNSによるメンタルの低下を防ぐためには、SNSを見る時間を制限するしかありません。

いきなり0にするということは、なかなか難しいと思いますので、まずは本書でも推奨されている、SNSに費やす時間を1日1時間にとどめることから始めていきましょう。

 

幸せを追い求めてはいけない

誰だって幸せな人生を送りたいと望んでいるはずです。

ですが、本書では幸せは追い求めてはいけないと書かれています。

なぜ幸せを追い求めはいけないのか?

まず幸せという感情は、ずっと続くものではなく、消えてしまうものです。

むしろ、幸せという感情がずっと続くようでは使い物になりません。

幸せという感情がずっと続くとしたら、私たちの祖先はおいしい果物を口にしたら永遠に満足してしまい、飢え死にしてしまいます。

常に新しいゴールを設定することで生きのびてきたのです。

また私たちは他人と比べてしまう生き物です。

皆さんも聞いたことがあるかもしれませんが、たとえ年収が1000万円を超えていたとしても、周りが年収2000万円、3000万円であれば満足感を得ることができません。

これを達成できれば幸せになれるという絶対的な定義はなく、周りにいる人や、その時の状況によって基準は変わってしまうのです。

そして、大きな目標を達成したとしても、自分よりも勝っている人と比較することで、新しい目標や手に入れたいものがでてきてしまうのです。

そのため、幸せとは追い求めれば追い求めるほど、逃げていってしまうものなのです。

だからこそ、幸せを追い求めようとするのではなく、もっと他のことに努力を傾けるべきなのです。

では、どんなことに努力を傾ければいいのか?

まずは、家族や友人、同僚と良好な関係を築くことです。

アメリカで行われた幸せな人の人生には何が必要かという大規模調査では、ほとんどの人にとって一番大事なのは、家族、友人、同僚と関係が良いことでした。

大事なのは、良好な関係が築けている人の人数ではありません。

例え少数であったとしても、信用できる人が何人かいること、そして必要な時にそばにいてくれることが重要なのです。

また時間や場所を忘れてしまうほど、夢中になれるものを見つけることも大切です。

よくフローやゾーンに入るということがありますが、こういった状態に入ると、幸せのことなんて忘れて、自分にとって意味があると思えることに集中することができます。

そのため、幸せになることを追い求めるのではなく、家族や友人、同僚と良好な関係を築くこと、そして幸せのことなんて忘れてしまうほど没頭できるものを探してみましょう。

 

本書では、この記事では紹介しきれていないメンタルについての知識がまだまだ書かれています。

そのため、なぜメンタルが弱ってしまうのか知りたい、また対処法を知りたいという方は、ぜひ本書を読んでみて下さい!

 

 

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ではでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

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