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【要約&書評】日本一忙しい経済アナリストが開発! 収入10倍アップ超速仕事術

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今回は、馬渕 磨理子さん著の『日本一忙しい経済アナリストが開発!収入10倍アップ超速仕事術』を紹介していきます。

本書の著者である馬淵さんは、日本一忙しいアナリストと呼ばれており、1年間で講演数200本、テレビやラジオ出演200本、オンライン記事などの記事執筆300本をこなされております。

それでも、毎日情報のインプットを欠かさず、睡眠は6時間とり、週末にはジムやネイルサロンに行っており、楽しく仕事ができていると本書では書かれています。

本書では、そんな著者の仕事術について書かれています。

そこでこの記事では本書の中から、著者が仕事に忙殺される日々を解消するための行ったことと、著者のスケジュール管理術について紹介していきます!

 

収入10倍アップ超速仕事術

まずはこの2つを実行せよ!

冒頭でも紹介した通り、著者は多くの仕事をこなしながらも、しっかりと休みもとり、毎日楽しく仕事をされているそうです。

ですが、以前は仕事に忙殺される日々を送り、心身共に疲れ果ててしまったそうです。

早朝から深夜まで会議や打ち合わせが続き、休日も仕事を持ち帰り作業する日々を送っていたと本書では書かれています。

そこで著者は働き方を抜本的に変えるために、次の2つのことを実行したそうです。

 

①自分の軸を持つ

②仕事を捨てる

 

まずは自分の軸を持つです。

皆さんは、「あなたが大切にしているものは何ですか?」という質問に答えられるでしょうか?

この質問に答えられないという方は、時間に絡め取られて生きてしまっている可能性が高いです。

軸がない状態で、効率的に働こうとすると、効率化して作った時間に別の仕事が入ってきてしまいます。

そのため、効率化しようとすればするほど、仕事の量が増え、仕事に忙殺されるようになり、あなたの心と体は疲労していってしまいます。

そこで、まずは軸を持つようにしましょう。

軸には「こうあるべき」という正解はありません。

私の場合は、「Youtube登録者数10万人を達成して銀の盾」をもらうという軸があります。

そのため本業はほぼ毎日定時で仕上げ残業はしませんし、プライベートの時間でも空いている時間は本を読んだり、動画作成に充てています。

本業に加えてyoutubeで動画を投稿するとなるとスケジュール的にはキツく見えるかもしれませんが、自分の軸を元に行動していることなので楽しく続けることができています。

皆さんにも、仕事でこういったプロジェクトを関わりたい、家族との時間を大切にしたいなど、大切にしているものがあると思います。

仕事に忙殺されないように、まずはあなたの軸を見つけていきましょう。

そして続いてが、仕事を捨てるです。

スキルやキャリアを高めて収入を上げるためには、仕事を任されたとしても、キャパオーバーであれば断る勇気を持つことが大切です。

良い人ほど、仕事を頼まれると断れなくなってしまいますが、全ての仕事を引き受けていては、あなたの心と体が持ちません。

もちろん、新人の時期など、どんな仕事でも引き受けることが大切な時期はあります。

しかし、ある一定の時期に到達したら、断ることをしないと、次の価値ある仕事ができなくなってしまいます。

また頼まれる仕事は、あなたにしかできないことではなく、他の人にもできることであることが多いです。

あなたが断ったとしても、依頼主は他に人に依頼しにいくだけです。

そのため、キャパオーバーなら、早く断った方が相手のためにもなります。

仕事を断り、あなたに取って価値のある仕事に取り組むことで、次のステージに進むことができます。

次のステージに進むと、またがむしゃらに働く時期が来ます。

しばらく、がむしゃらに働いていると、また断ることが必要な時期がやって来ます。

著者は、このループを回し続けたことで、人間関係が途切れず、自分のやりたい仕事が舞い込んでくるようになったそうです。

効率化しても仕事や時間に追われているという方は、ぜひ今回紹介した自分の軸を持つ、仕事を断るということを実践してみてください。

 

自然体を目指せ!

自然体とは、飾らない、よく見せようとしない、背伸びをしていない状態です。

特に仕事では、緊張の連続でいつもの自分を発揮することができず、失敗と後悔を繰り返してしまうことがあると思います。

そこで自然体の状態が維持することで、いつものあなたを発揮することができ、仕事や日常において、確実に成果を出すことができるようになります。

実際に脳科学でも、自然体、ニュートラルな状態を維持することで最も高いパフォーマンスを発揮することができると言われています。

もしかしたら、自然体だから普通にしていれば良いのか?と思われた方もいるかもしれません。

しかし、普通にしようと思っていても、なかなかできないと思います。

そこで自然体でいるためには、自然体でいるための練習をする必要があるのです。

では、そもそも自然体とはどういう状態なのか?

本書では、ビジネスにおける自然体については、次のようなものであると書かれています。

 

・大きな成果におごることなく、日々着実に成長する

・未来のビジョンを見据えつつ、「今、やるべきこと」に集中している

・周囲の人に向けた説明責任・気遣いがしっかりとしている

・誰もがわかる言葉で誠意を持って説明する

 

これらのことをビジネスの場で実践することにより、推される人材となることができます。

本書では、この自然体を達成するためのコミュニケーション術、時間術、メンタル術について書かれています。

そこでこの記事では、本書のメインであるスケジュール管理について紹介していきます。

 

馬淵流スケジュール管理術とは?

本書では、スケジュール管理ができない人は燃費の悪い車と同じであると書かれています。

要領の悪い働き方をしていると、自分の体がしんどくなってしまう上に、周りのメンバーにも迷惑をかけてしまいます。

その状態では、仕事をすること自体が嫌になってしまい、とても自然体ではいられなくなってしまいます。

そこで、まずは次の4つのステップで仕事の整理をしていきましょう。

 

①作業をカテゴライズして優先順位を決める

②1つの仕事に必要な時間の目星をつける

③キャパオーダーの仕事は断る勇気を持つ

④①〜③をやったら「ほんとうにやりたいこと」をやる

 

まずは仕事を緊急か緊急ではないか、自分にしかできないか、他の人にもできるかのマトリクスでカテゴライズします。

この中で最も優先するべき仕事は、緊急かつあなたにしかできない仕事です。

これは誰でも優先して行うと思います。

そして次に優先すべきは、緊急ではないが、あなたにしかできない仕事です。

ですが、多くの人が緊急で他の人でもできる仕事に多くの時間を使ってしまっています。

そのため、緊急だが他の人でもできる仕事は、他の人に任せることができないか検討してみましょう。

自分がやるべき仕事を絞ったら、次はそれぞれにかかる時間の目星をつけていきます。

会議の資料作成に1時間、部下の進捗確認に30分間、プレゼンの練習に3時間など、それぞれにかかる時間を計算することで、自分が時間の有限性を意識することができます。

私も動画を作成する際は、本を読むのに2〜3時間、本のまとめのに1時間半、音声の録音に1時間、動画の作成に2時間と時間の目星をつけています。

目星をつけることで、予定も立てやすなり、実行しやすくなりました。

そして時間の目星をつけたら、キャパオーバーの仕事は断るようにしましょう。

時間の目星をつけた段階で、意外と余る時間が少ないことに気づくと思います。

この状態で、新たに仕事を何個も受けてしまうと、仕事に追われ、心身ともに疲れ果ててしまいます。

また無理をして引き受けても、クオリティの低いものでは評価してもらえません。

むしろあなたの評価を下げてしまいます。

そのため、キャパオーバーの仕事は断るようにしましょう。

最後に①〜③をやり切ったら、あなたのほんとうにやりたいことをやるようにしましょう。

このステップ④まで達成していけば、徐々に余裕が生まれていきます。

これまで、仕事に追われてばかりだったという方は、ぜひ今回紹介したスケジュール管理術を試してみてください!

 

本書では、この記事では紹介しきれていない馬淵さんの仕事術や自然体になるための方法がまだまだ紹介されています。

これまで仕事や時間に追われてばかりだったという方や、時間や収入を増やすために仕事のやり方をアップデートさせたいという方は、ぜひ本書を読んでみてください!

 

 

 

ではでは。

 

 

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