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【要約&書評】時間のデザイン

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今回は、井上新八さんの著の『時間のデザイン』を紹介していきます!

皆さんには、毎日仕事で1日が終わってしまう、フリーランスやリモートワークで働いているけど、自分を管理することができないといった悩みはないでしょうか?

本書はそういった方に役立つ1冊です!

本書の著者である井上さんは、フリーランスのブックデザイナーとして働いています。

年間で多い時は、200冊ほどの本のデザインをされているそうです。

そんな毎日多忙な著者ですが、映画を見たり、ゲームをしたり、トレーニングをしたり、お酒を飲んだりなど、毎日かず多くのことを、仕事以外にやっています。

なぜ、フリーランスとして1人で忙しく仕事をこなしながらも、いろんなことが毎日できるか?

本書では、その秘訣となる、時間をデザインする方法がまとめられています!

本書は、フリーランスやリモートワーカー、クリエイターとして働く人に向けて書かれていますが、会社に出社して働いている人にとっても有益な、時間の使い方が多く解説されています。

そこで、この記事では、その本書の中から、全てを習慣化せよ、起点を決めよう、自分を甘やかすルールを作ろうの3つについて紹介していきます。

時間のデザインの要約

全てを習慣化せよ

限られた時間の中で、毎日やらなければいけないこと、また自分がやりたいことをするためには、なんとなく時間を使っていてはできません。

なんとなく時間を使っていては、時間はどんどん過ぎ去っていきますし、「今日もできなかった」という毎日が積み重なっていくだけです。

そのため、時間の使い方をデザインする必要があります。

そして、時間の使い方をデザインするための鍵になるのが習慣化です。

おそらく、習慣化と聞いて、自分にはできない、いつも三日坊主で終わってしまうと感じてしまう人もいるかもしれません。

しかし、習慣化とは決して難しいものではなく、コツを知っていれば、簡単に達成することができるのです。

本書では、習慣化のコツとして、次の6つを紹介しています。

 

①毎日やる

②小さくやる

③セットにする

④いつやるかを決める

⑤記録をつける

⑥つなげて連鎖させる

『時間のデザインより』

 

6つのコツのうち、これから私が特に重要だと思ったことを紹介していきます。

まず2つ目のコツである小さくやるですが、習慣化に挫折してしまう多くの人が、いきなり大きく始めようとしてしまいます。

これまで筋トレをやったことがないのに、毎日1時間筋トレをする、毎日英語を1時間勉強するといったように大きく始めてしまうと、最初の3日間はモチベーションが高く続けられるかもしれません。

ですが、だんだんとモチベーションが保てなくなってしまったり、急な用事や残業が発生してでこなくなってしまい、やれない日が多くなって来てしまいます。

そして気づいた時には、毎日やらなくなってしまい、習慣化に失敗してしまうのです。

だからこそ、まずは5分間だけ筋トレ、5分だけ勉強といったように、小さく始めましょう。

もしどうしても忙しい時は、筋トレをやるふりをする、参考書を1ページだけ目を通すなど、めちゃくちゃ小さくしてしまっていいのです。

とにかく最初は、自分が全く無理をすることなく、毎日できるレベルまで小さくしていきましょう。

そして、3つのコツである、セットにすることは、習慣化について書かれた本の多くに書かれているほど、超重要なものです。

まだ習慣化していない初期の状態では、そもそもやること自体を忘れてしまうことがあります。

そのため、習慣を単体で捉えてしまうと、失敗してしまう可能性が高くなります。

そこで、やることを忘れずに、確実に毎日やるためには、他の小さな習慣と組み合わせることが効果的です。

例えば、朝食を食べたら、歯磨きをしたらなど、すでに習慣化しているもの中で、手軽なものと、新しい習慣をセットにしましょう。

また、5つ目の記録をつけることも効果的です。

記録というとめんどくさいと感じるかもしれませんが、やった日はカレンダーに〇をつけるといった、簡単な方法でいいのです。

またできなかった時は、×をつけて、できなかった理由を書いておきましょう。

記録をつけていくことで、だんだんとそれが自分のコレクションになっていき、楽しみにながら行うことが出ます。

そして6つ目のつなげて連鎖させるですが、小さな習慣を作ることができたら、それをどんどんとつなげていきましょう。

小さな習慣をつなげていくことで、時間のデザインをすることができ、1日の限られた時間の中でも、多くのことをこなすことができるのです。

 

起点を決めよう!

本書では、時間をデザインする上で、最初に何をするか、起点を決めることが一番大切であると書かれています。

その理由は、起点さえ決まれば、そこから数珠つなぎで、習慣を連鎖させていくことができるからです。

著者の場合は、この起点を朝イチに設定しているそうです。

朝起きたらコップ1杯の水を飲み、ベランダにでて、スマホで空の写真を撮るところから1日を始めます。

このように、毎朝の起点を決めてあげることで、その後はドミノ倒しのように進んでいきます。

特に、フリーランスやリモートワーカーとして働いている方は、自分で仕事をする始めることができたり、自分で自分を管理しないといけない分、取り掛かるのに時間がかかってしまったり、だらだらしてしまうことがあると思います。

そこで、スムーズに仕事に取り掛かるためにも、毎朝起点となる行動を決めておくことが大切です。

また、フリーランスやリモートワーカー以外の、会社員として働き、出社をしている方であっても、起点を作ることは効果的です。

仕事であれば、始業前に必ずコーヒーを淹れる、デスクで軽いストレッチをするなど、簡単にできることがあると思います。

休みの日であっても、朝ベランダにでるのように、起点を決めておけば、そこから習慣をつなげることができ、だらだら1日を過ごしてしまうことが少なくなると思います。

勉強や運動、仕事など、なんでも最初の一歩を踏み出すことが大変です。

だからこそ、その起点となる行動を作ってあげて、取りかかりやすいようにしていきましょう!

 

自分を甘やかすルールを作ろう

習慣化をするためには、いつやるか決めたり、何かとセットで行うなど、自分でルールを決めてなくてはいけません。

しかし、そのルールは決して厳しいものである必要はないのです。

そして、忙しい時こそ、自分を甘やかすためのルールが大切になっていきます。

仕事で忙しい時は、自分の好きなことをするための時間を作ることが難しいかもしれません。

ですが、忙しい時に仕事ばかりを詰め込み過ぎてしまったり、ルールだからと、限界まで勉強をやり過ぎてしまうと、精神的に崩壊してしまう可能性があります。

実際に著者は、仕事を詰め込み過ぎてしまい、精神的に崩壊してしまった経験があるそうです。

だからこそ、忙しい時ほど、強制的に仕事から離れる時間を作るために、自分を甘やかすルールを作っておくことが大切です。

私も本業に加えて、YOUTUBEという副業もあるので、1日あたり10〜12時間は合計で働いていることが多いです。

その上で、子供の習い事の送り迎えや家事もあるので、かなり大変ではありますが、ほぼ毎日確保している時間があります。

それが、夜の11時から12時までの1時間です。

この時間は絶対に好きなことをすると決めて、ゲームをしたり、ポケモンカードをやったりなど、自分の好きなことをするようにしています。

この時間があるおかげで、大変だな、忙しいなと思いながらも、仕事をして、好きなこともできてるのだと思います。

また、自分を甘やかす時間があることで、そこまでに動画を作り終えようといった気持ちになれるので、作業効率も上がっています。

そのため、自分を甘やかすルールは、自分のメンタルを守るだけでなく、締め切り効果もあり、生産性を高めるのにも役立っていると思います。

特に忙しい時は、目の前のやらないといけないことでいっぱいになってしまうかもしれません。

ですが、そんなときこそ、自分の好きなことをしたりすることで、仕事から強制的に離れる時間を作ってあげましょう。

 

本書では、この記事では紹介しきれていない、時間をデザインする方法がまだまだ解説されています。

そのため、今毎日仕事ばかりで1日が終わってしまうという方や、やりたいことはあるが続けられないと悩んでいる方は、ぜひ本書を読んでみてください!

 

時間のデザイン』の購入はこちらから!

 

ではでは。

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